まだ本格的にスピリチュアルな探求をしてなかった頃(新興宗教で学んでるつもりでしたが)、「前世を記憶する子どもたち」という本を読みました。
前世の存在を証明しようとしている海外の学者が書いた本で、確かにその子どもたちの証言どおりの場所や人が存在してましたが、
これは前世の証明になるのかな、憑依していると同じことが起きるんじゃないのかな、という思いも少しありました。
今考えると、純粋な子どもの話なんで憑依ではなく、前世記憶だと思いますが。
まだ家にあったかもしれませんが、かなり前に読んだので詳しいことは憶えていません。
で、今回読んだ本は、その日本人版かなと思ったんですが、そういう部分も多少あったものの、もっと多種多様な内容になってました。
中間世記憶や大人になってからの話もあります。
著者は産婦人科医の池上明先生です。
荻久保監督のドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」のメイン出演者でもある方です。
映画は観たのでリンク先に感想書いてますが、この本はそれよりもさらにいろんなパターンの話が載っています。
目次は、
第1章 魂は存在する(赤ちゃんが宿るという神秘/還っていく赤ちゃんが教えてくれたこと ほか)/
第2章 葛藤を超えてー魂の癒し(過去生の苦しみを癒す/異端視されていた能力を生かす ほか)/
第3章 気づきを深めるー魂の学び(命をつなぐために、人は生まれ変わる/生と死は、自然界のサイクル ほか)/
第4章 そして人は生まれ変わる(「愛し、愛されていたこと」を思いだす旅/パターンとして引きつがれたテーマから学ぶ ほか)/
第5章 過去生を覚えている子どもたち(新しいタイプの子どもが増えている/世の中には楽しいことがあふれている ほか)
という感じなんですが、
子どもの記憶だけでなく、子どもだった時の記憶、大人になって思い出した記憶、アメリカで研究してる日本人の学者の話など、いろんな方のインタビュー内容を載せ、それについて池上先生が感想や解説を述べる、という形式の本です。
この本読めば、生まれ変わりは間違いなくあると思えますし、それ以上にいろんなことを学べます。
たとえば、人の想像力が実際に幽霊を創ったりしてしまうこと。
もちろん、霊は存在しますが、自分の恐怖心が創り上げるものもあるのです。
その恐怖心がある限り、お祓いしてもまた戻ってきます。
だから、悪い方に考えないでいい方に考えるだけで、人生は変わっていくのです。
それだけ思いの力は強いのだ、と話す方もいます。
これ読んで病気も同じだと思いました。
もちろん、病気は存在しますが、自分があると思い込んでるからその症状が出てる場合もあるのです。
肩こりという言葉が存在しない国では肩こりに悩む人がいない、という事実がまさにそうです。
実際指摘すると凝ってると感じる人はいるかもしれませんが。
何度も書いてますが、私がギックリ腰や風邪で寝込まなくなったのも同じでしょう。
ちなみに、昔からいると人々が信じてたせいで存在するものもいるとは思いますが、会いたくないならそういった存在のことも考えず、楽しいことや好きなことを考えた方がいいです。
そして、私がいいと思ったのは、生まれ変わりのシステムはこれだ、と決めつけられないほど多様だとわかる点です。
以前、映画「スープ」の原作となった「生まれ変わりの村」三部作を読みましたが、あれは中国の村の特殊なケースだと思われます。
知らない方はリンク先の私の感想を読んでいただければ、と思いますが、いわゆるスピ系でよく言われてる生まれ変わりの現状とは全く違います。
どんなものにも例外はあるのです。私もそのひとつかも(笑)
「決めつけない」という記事を先日書きましたが、宗教では、「生まれ変わり」について決めつけてるケースが多いです。キリスト教では「ない」といい、私が入ってた新興宗教では決まったパターンの解説をされてました。
ヘミシンクやスピ系の本では、死後の行き先を閻魔大王などが決めるのではなく、自分が決めるとされています。
ガイドや先祖が迎えにきて、生前を振り返って、自分の周波数に応じた世界へ行って、とらわれ領域に行くとリトリーバルされ、生まれ変わりの時期がきたら、どういう人生にするか決めて、って感じが多いですが、
自分一人で生まれ変わるのではなく、自分の魂のグループがあり、一緒に身内や友人として転生したり、それぞれ別々の転生の記憶を共有したりし、またそのグループを束ねる大きなグループがあり、と延々続いてだんだん高次になりながら1つになっていく流れがあったりします。
ただ、生きてる人間にわかるように説明してるだけで、他の説明もいろいろありますし、「生まれ変わりの村」は全く違いますし、
実際は多種多様なパターンがある、ということは間違いないでしょう。
しかも、時系列に1つの魂が成長・経験してるように見える場合もありますが、時間軸は関係なく、未来から生まれたり、過去に転生したり、ってケースもありますし、
過去現在未来を同時進行でお互いに影響しあってるという風に見る人もいますし、
カルマ的なものがある場合や、全く関係ない「生まれ変わりの村」のような希なケースもあります。
人間だけでなく、鳥や植物や妖精の過去世を思い出す人もいます。
生まれ変わりと言えるか微妙ですが、岩石や動植物の意識と同調する体験は確実にあります。
ヘミシンクの大御所坂本さんはそれを過去世として体験談を語ってます。
私も人間はないけど草だったことがあると言われたことがあります。
雑草や大麻などに思い入れが強いのはそのせいかもしれません(笑)
この本にその全てのケースが載ってるわけではないですが、結構いろんなパターンが載っているので、認識を広げるのにいいんじゃないかと思います。
なぜ、生まれ変わるのか、についても前世記憶者それぞれの意見や考えが書かれていまして、似たようなものもありますが、答えはひとつではない、と言えると思います。
単に体験しにきた、地球の危機を救いにきた(原発はダメ)、お母さんを助けにきた、自分の過去世のカルマを解消しにきた、などなど。
では、この本に載ってた話で、私が紹介したいパターンを書き出します。
「ひとつのエネルギーのかたまりからポコンと分離して、地球に向かって降りていくのですが、その途中にみんなの想念が残っている「記憶の層」があって、そこを通っていくのです。そして自分が生まれる目的を達成するための必要なものを「記憶の層」の中から、「あの人の能力と、この人の性格」というように身につけていきます。
このとき、能力や性格を受け継ぐと同時に、その人の記憶も引き受けることになります。「記憶の層」を通り過ぎて地球に降りていくと、それらの記憶がぎゅっとプレスされて、まるで自分そのもののように一体化します。それが自分の過去世として感じられるのではないでしょうか。
1つの魂は何人もの記憶を引き受けてますし、一人の記憶をいくつもの魂が受け継ぐこともあるでしょう。複数の過去世記憶が同じ時代にかぶっていたり、ある人の生まれ変わりと感じる人が何人もいたりするのは、それが理由かもしれません」
こういう説明だと生まれ変わりはない、とも言えますが、実際に憶えていたり思い出したりしてる人がいる以上、ないと否定するのはどうかと思います。
あと、どのページに書かれていたか見つけられませんでしたが、自分の魂が10くらいに分かれて同時にあちこちで生まれ変わったと言う方もいました。
とにかく、ひとつの魂が、全く同じ個性のまま過去から順に生まれ変わるということはない、ということは言えると思います。そんな単純ではないです。
そういう意味では、今の個性としての人生は今世限りなので、生まれ変わりはないとも言えます。
あと、この世をテーマパークに見立てて、今回はジェットコースター、次は観覧車、その次はベンチでゆっくり、など体験しにきてるんだ、という話もありました。
だから、お金持ちと貧乏人がいて不公平だというのは1回限りで見るからで、今回はそれを体験しにきた、というだけで、別に不公平ではないのです。自分でベンチを選んだのを忘れて、ジェットコースターが良かった、と言ってるようなものなのです。
過去世を知ったり思い出すことで、自分の今の現状が理解できたり、恐怖心やトラウマが解消されたりってことがありますが、元々忘れていた人にはそれが今回の人生では必要だったからでしょう。
お化け屋敷は暗くて見えないから怖いのです。最初から全部見えていては面白くありません。
ただ、ヒプノやヘミで思い出すしたり、過去世拝見で教えてもらえるのは、ガイドがそれを必要だと判断したからなので、それは問題ないでしょう。
もし、不要なら、そもそも見ようとか知ろうとも思わないか、見せてもらえないですから。
ということで、いろんな人生のヒントが詰まった本ですから、外国版を読んだ方でもお勧めです。
しかも、非常に興味深いエピソードが満載ですから、読み物としても面白いと思いますよ。
前世の存在を証明しようとしている海外の学者が書いた本で、確かにその子どもたちの証言どおりの場所や人が存在してましたが、
これは前世の証明になるのかな、憑依していると同じことが起きるんじゃないのかな、という思いも少しありました。
今考えると、純粋な子どもの話なんで憑依ではなく、前世記憶だと思いますが。
まだ家にあったかもしれませんが、かなり前に読んだので詳しいことは憶えていません。
で、今回読んだ本は、その日本人版かなと思ったんですが、そういう部分も多少あったものの、もっと多種多様な内容になってました。
中間世記憶や大人になってからの話もあります。
著者は産婦人科医の池上明先生です。
荻久保監督のドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」のメイン出演者でもある方です。
映画は観たのでリンク先に感想書いてますが、この本はそれよりもさらにいろんなパターンの話が載っています。
目次は、
第1章 魂は存在する(赤ちゃんが宿るという神秘/還っていく赤ちゃんが教えてくれたこと ほか)/
第2章 葛藤を超えてー魂の癒し(過去生の苦しみを癒す/異端視されていた能力を生かす ほか)/
第3章 気づきを深めるー魂の学び(命をつなぐために、人は生まれ変わる/生と死は、自然界のサイクル ほか)/
第4章 そして人は生まれ変わる(「愛し、愛されていたこと」を思いだす旅/パターンとして引きつがれたテーマから学ぶ ほか)/
第5章 過去生を覚えている子どもたち(新しいタイプの子どもが増えている/世の中には楽しいことがあふれている ほか)
という感じなんですが、
子どもの記憶だけでなく、子どもだった時の記憶、大人になって思い出した記憶、アメリカで研究してる日本人の学者の話など、いろんな方のインタビュー内容を載せ、それについて池上先生が感想や解説を述べる、という形式の本です。
この本読めば、生まれ変わりは間違いなくあると思えますし、それ以上にいろんなことを学べます。
たとえば、人の想像力が実際に幽霊を創ったりしてしまうこと。
もちろん、霊は存在しますが、自分の恐怖心が創り上げるものもあるのです。
その恐怖心がある限り、お祓いしてもまた戻ってきます。
だから、悪い方に考えないでいい方に考えるだけで、人生は変わっていくのです。
それだけ思いの力は強いのだ、と話す方もいます。
これ読んで病気も同じだと思いました。
もちろん、病気は存在しますが、自分があると思い込んでるからその症状が出てる場合もあるのです。
肩こりという言葉が存在しない国では肩こりに悩む人がいない、という事実がまさにそうです。
実際指摘すると凝ってると感じる人はいるかもしれませんが。
何度も書いてますが、私がギックリ腰や風邪で寝込まなくなったのも同じでしょう。
ちなみに、昔からいると人々が信じてたせいで存在するものもいるとは思いますが、会いたくないならそういった存在のことも考えず、楽しいことや好きなことを考えた方がいいです。
そして、私がいいと思ったのは、生まれ変わりのシステムはこれだ、と決めつけられないほど多様だとわかる点です。
以前、映画「スープ」の原作となった「生まれ変わりの村」三部作を読みましたが、あれは中国の村の特殊なケースだと思われます。
知らない方はリンク先の私の感想を読んでいただければ、と思いますが、いわゆるスピ系でよく言われてる生まれ変わりの現状とは全く違います。
どんなものにも例外はあるのです。私もそのひとつかも(笑)
「決めつけない」という記事を先日書きましたが、宗教では、「生まれ変わり」について決めつけてるケースが多いです。キリスト教では「ない」といい、私が入ってた新興宗教では決まったパターンの解説をされてました。
ヘミシンクやスピ系の本では、死後の行き先を閻魔大王などが決めるのではなく、自分が決めるとされています。
ガイドや先祖が迎えにきて、生前を振り返って、自分の周波数に応じた世界へ行って、とらわれ領域に行くとリトリーバルされ、生まれ変わりの時期がきたら、どういう人生にするか決めて、って感じが多いですが、
自分一人で生まれ変わるのではなく、自分の魂のグループがあり、一緒に身内や友人として転生したり、それぞれ別々の転生の記憶を共有したりし、またそのグループを束ねる大きなグループがあり、と延々続いてだんだん高次になりながら1つになっていく流れがあったりします。
ただ、生きてる人間にわかるように説明してるだけで、他の説明もいろいろありますし、「生まれ変わりの村」は全く違いますし、
実際は多種多様なパターンがある、ということは間違いないでしょう。
しかも、時系列に1つの魂が成長・経験してるように見える場合もありますが、時間軸は関係なく、未来から生まれたり、過去に転生したり、ってケースもありますし、
過去現在未来を同時進行でお互いに影響しあってるという風に見る人もいますし、
カルマ的なものがある場合や、全く関係ない「生まれ変わりの村」のような希なケースもあります。
人間だけでなく、鳥や植物や妖精の過去世を思い出す人もいます。
生まれ変わりと言えるか微妙ですが、岩石や動植物の意識と同調する体験は確実にあります。
ヘミシンクの大御所坂本さんはそれを過去世として体験談を語ってます。
私も人間はないけど草だったことがあると言われたことがあります。
雑草や大麻などに思い入れが強いのはそのせいかもしれません(笑)
この本にその全てのケースが載ってるわけではないですが、結構いろんなパターンが載っているので、認識を広げるのにいいんじゃないかと思います。
なぜ、生まれ変わるのか、についても前世記憶者それぞれの意見や考えが書かれていまして、似たようなものもありますが、答えはひとつではない、と言えると思います。
単に体験しにきた、地球の危機を救いにきた(原発はダメ)、お母さんを助けにきた、自分の過去世のカルマを解消しにきた、などなど。
では、この本に載ってた話で、私が紹介したいパターンを書き出します。
「ひとつのエネルギーのかたまりからポコンと分離して、地球に向かって降りていくのですが、その途中にみんなの想念が残っている「記憶の層」があって、そこを通っていくのです。そして自分が生まれる目的を達成するための必要なものを「記憶の層」の中から、「あの人の能力と、この人の性格」というように身につけていきます。
このとき、能力や性格を受け継ぐと同時に、その人の記憶も引き受けることになります。「記憶の層」を通り過ぎて地球に降りていくと、それらの記憶がぎゅっとプレスされて、まるで自分そのもののように一体化します。それが自分の過去世として感じられるのではないでしょうか。
1つの魂は何人もの記憶を引き受けてますし、一人の記憶をいくつもの魂が受け継ぐこともあるでしょう。複数の過去世記憶が同じ時代にかぶっていたり、ある人の生まれ変わりと感じる人が何人もいたりするのは、それが理由かもしれません」
こういう説明だと生まれ変わりはない、とも言えますが、実際に憶えていたり思い出したりしてる人がいる以上、ないと否定するのはどうかと思います。
あと、どのページに書かれていたか見つけられませんでしたが、自分の魂が10くらいに分かれて同時にあちこちで生まれ変わったと言う方もいました。
とにかく、ひとつの魂が、全く同じ個性のまま過去から順に生まれ変わるということはない、ということは言えると思います。そんな単純ではないです。
そういう意味では、今の個性としての人生は今世限りなので、生まれ変わりはないとも言えます。
あと、この世をテーマパークに見立てて、今回はジェットコースター、次は観覧車、その次はベンチでゆっくり、など体験しにきてるんだ、という話もありました。
だから、お金持ちと貧乏人がいて不公平だというのは1回限りで見るからで、今回はそれを体験しにきた、というだけで、別に不公平ではないのです。自分でベンチを選んだのを忘れて、ジェットコースターが良かった、と言ってるようなものなのです。
過去世を知ったり思い出すことで、自分の今の現状が理解できたり、恐怖心やトラウマが解消されたりってことがありますが、元々忘れていた人にはそれが今回の人生では必要だったからでしょう。
お化け屋敷は暗くて見えないから怖いのです。最初から全部見えていては面白くありません。
ただ、ヒプノやヘミで思い出すしたり、過去世拝見で教えてもらえるのは、ガイドがそれを必要だと判断したからなので、それは問題ないでしょう。
もし、不要なら、そもそも見ようとか知ろうとも思わないか、見せてもらえないですから。
ということで、いろんな人生のヒントが詰まった本ですから、外国版を読んだ方でもお勧めです。
しかも、非常に興味深いエピソードが満載ですから、読み物としても面白いと思いますよ。