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非物質ガイドとの探索<2>

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2巻目のサブタイトルは

「思い通りの現実を引き出す」

これまた新たな引き寄せ本のようですが、やはり全然違います。かなり深いです。

今回は女性性、男性性を象徴する存在との対話のあと潜在意識にある澱みをとる役割りの存在との対話となっています。

女性性も男性性も一人ではなく、真名さんの認識に合わせて何人か登場しますので面白いですし、非常に参考になります。

では、特に印象に残ったとこだけ紹介します。


女性性とは簡単に言うと「受け入れる」という側面となりますが、受け入れてるのと都合良く解釈するのは違うのです。

まず、好きなものや興味あるものは素直に受け入れられても、嫌いなものや苦手なものは簡単には受け入れられないと思います。

私はそういうものも否定せずに存在価値は認めるという形で受け入れているつもりでしたが、
もしそれをポジティブに見えるがごとく細工して放置していたのであれば、後から問題が起きてきます。
本心をごまかしたり、損得勘定や欲で受け入れているかのようにふるまっていないか、チェックした方がいいですね。

高次元の感覚で受け入れていくことがコツです。

それは自分の中にある精神的な愛の体験や、没頭して達成した時の満足感の感覚や、肉体的な絶頂の快感などが、実は高次元意識体験でもあるのです。

その幸福感を常にハートに持っている状態で受け入れてみると些細なことは気にならなくなるのかもしれません。

ただし、高次元の真理を肉体を持った人間が感じられるのはごく一部です。五感や三次元の概念では受け取れるものではないので、真理を真に悟った人はこの世界にいません。
ヒマラヤ聖者やイエスなどは実際にはこの世界の住人じゃないですしね。物質化して現れてくれてるだけですから。

でも、自分が感じてることだけでなく、他人が感じてることまで受け入れられるようになれば、真理に近い感覚は得られるようです。でも受け入れることと、意識や価値観共有することは別で、共有する必要はありません。

真名さんが極端な例で説明しています。

「殺人者の感覚を認めて共感する必要はないけど、殺人をしている人がこの世界に存在している事実、その原因となる歪みも社会に存在している事実を受け入れる、ということ」

否定したり無視したりせず、存在意義を全ての人が認めると、自らの存在を他人に求めてもらう必要がなくなるので、現象として起こり得なくなっていくようです。

つまり、問題が起きている理由は多くの人がそれを否定してるからなのです。


次の男性性とは行動力のこと。

それぞれの内面に持つ認識で行動するので、自分の感情を意識してそれを無視しないようにすることが上手くいくコツのようです。

あとは身の丈にあったことをやることです。背伸びしたり無理せずに、できると思えることをやる。

その為には自分を客観視する必要がありますが、なかなか自分のことはわからないものです。
でも、周りは自分の鏡ですから、周りの人や本や映画やネットを通してでも自分の姿を見ることはできます。
意識してみましょう。

自分に自信を持って行動することが大事ですが、そのためには成功体験を思い出すことです。
この世界に存在してること自体が成功してる証拠なので、今までの行動は全て成功体験だということに気付きましょう。

目的を持って行動すれば、不安に思うことも実は自分にあまり関係ないことがわかり、無理なく受け入れてスルーできます。

目的がわからない人は快適な生活を目指せばいいでしょう。


最後は潜在意識にある囚われの話。

快適な生活も成功体験も幸せな感覚も、全て他人と比較しなければどんな人にもあるものです。

この比較しないという価値観はやはり大事なようです。

戦争は囚われの解放の側面もあるようです。囚われた意識同士の戦いですからね。

人はどうしてもある価値観を手放すと別の価値観に囚われてしまします。

期待するから裏切られるので、期待しない方がいいと私は思ってましたが、過度の期待がいけないだけだということでした。

そういえば、MANAKAくんは「期待は無い概念」と言ってましたが、「待望」なら問題ないということでした。
これは通常の「期待」には期限や成果を勝手に決めてる側面があるので、それを決めずに期待して待つならいいってことでしょう。

要は言葉に囚われずに中身を理解することが大事ですね。

依存も同じで、なんでも自分だけでやらなきゃいけないのではなく、他人の意見でも自分が納得して腑に落ちているならそれを採用してもいいのです。

我々は一人では生きていけませんから、相互に依存しあってる面はありますしね。

我の強い人と弱い人の関係の話も面白かったです。

この三次元で生きる限り、最低限の我は必要です。

我の弱い人は強い人の意識に影響されてしまうことがありますが、逆にそれにより新しい意識に目覚めて新しいステージに上がることができます。

洗脳だとか従属したままではいけませんが、我の弱い人はそれをチャンスに変えられるのです。

逆に我の強い人は変わりません。それに気付いて我を弱めれば変われます。

どちらも役割りなのでいい悪いではないのです。


ということで、今回も新たな視点や気付きもありましたし、読みやすいし、やはりお勧めできる本ですね。

第3巻行きます。


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