どんな病気や怪我や事故やトラブルも、究極の原因は全部自分の中にあります。
たとえ誰かに危害を加えられたとしても、環境悪化のせいに見えたとしても、自分は全然悪くないと思えようとも、どんな場合でもです。
だから、原因を他人や環境や法律のせいにして、自分は被害者だと思っている限り、誰かに治してもらおう、正してもらおう、と依存している限り、事態が一時的に改善しても、また同じことの繰り返しとなります。
原因は自分の中にあった、と気づかない限り、負の連鎖は続くのです。
まずは自分の心を見つめることが大事です。
他人を裁こうとしていないか、他人の悪いところばかり見ていないか、不安や恐怖心を持ち続けていないか。
もし、そういう思いがない場合、潜在意識に刻まれているのかもしれません。
さらには生前にそんな負の体験をして何かを学ぶという計画を立ててきたのかもしれません。
ですから、被害者意識や悲劇のヒロインでいることをやめない限り、事態は好転しません。
全部自作自演なんだと認めることです。たとえそう思えなくても自分の宇宙というものはそういうものなのです。
納得できない人は「苦しみを選ぶ勇敢な魂」を読んでください。
原因は自分にあると認めると、他人を責めたり愚痴を言うことがなくなります。
自分が望んで体験してるのですから。たとえ顕在意識では望んでなくても。
みなが他人を責めなくなると、世の中から争いは消えます。
単純な話です。
とりあえず、自分だけでもそれを始めると、心の中に負の要素がなくなりますから、事態は好転するしかなくなります。
すると楽しくなります。嬉しくなります。その気持ちがさらに福を呼びます。
医者であろうとセラピストであろうと、治してはくれません。
治す手伝いやアドバイスはしてくれるかもしれませんが、治すのは自分の心です。
先日ちょこっと京野さんのこと書きましたが、「先祖が」というのは先祖に原因があるという話ではありません。
自分の心に先祖に対する感謝の気持ちが足りないことを教えてくれてただけで、やはり原因は自分の中にあるのです。
自分のことはなかなか気づきにくいので、そういう方に手伝ってもらうことは全然問題ありません。
それはケイさんの過去世拝見や非物質界からのメッセージにしても同じことです。
それを聴いて本人が何かに気づく。それにより前に進めるようになる手助けをするだけですから、京野さんに治してもらおう、ケイさんに解決してもらおう、と依存して自分を顧みないと結局意味がなくなります。
少し前に大麻草の法律の話で、認められないせいで山本さんやてつやさんが亡くなったとつい書いてしまいましたが、実際はそうではありません。
彼らの死は法律のせいではなく、失敗でもありません。
彼らは人生を全うしたのです。その人生は必ず後世の人の役に立ちますし、本人がそういう体験をすることを計画してきたのです。
自分が攻撃されていると感じたら、自分の心を見つめてください。他人を責める気持ちがありませんか?
外界や自分の体に自分の心が表れます。
自分の心に人を攻撃する気持ちがない人は、どんな紛争地域へ無防備で行っても攻撃されることはありません。
信じられない人は「木を植える男」を読んでください。
私も人間です。サイボーグとか言われていますが、ミスばかりしていて、今日も万座温泉ツアー参加者全員にメールしましたが、4人の方に金額を間違って送りました。返信が来る前に気づいて慌てて訂正のメールを送ったので良かったですが。
そんな感じで、つい誤解されるような表現をすることがあるかもしれませんが、ミスをするのが人間です。
完璧な人間などいません。でもそれでいいのです。それが人間として完璧な姿とも言えますから。
そうでないと何のトラブルも起きませんからドラマになりません。
欠点と思われるものを持ってるのは当然なので、悪いと思う必要はないのです。
原因は全て自分にありますが、だからといって自分を責めてはいけません。
いい、悪いではなく、単なる体験の選択です。
我々の本質は全て神と同じで全ては一つなので、本来何も問題はありません。
肉体に宿るからこそ失敗や病気やトラブルなどを経験できるのです。
他人も責めず、自分も責めず、この困難に見える人生ゲームをいかに楽しんでクリアできるか、という体験をしにきているのです。
もちろん、ずっと被害者意識体験を続けても構いません。本人の自由です。他人がとやかくいうことはありません。
ただ、負の連鎖が嫌なら、断ち切ることはできます。
何度も書いてますが、30年以上ギックリ腰を毎年何度も繰り返し、床に臥せていたのに、どこにも治療に行かずに全くギックリ腰にならなくなることが可能なのです。
なんで自分ばっかりこんな目に遭うんだ、俺はついてない、俺は悪くないのに、と思っていたら、未だに繰り返していたでしょう。
でも、自分の持つ恐怖心や不安、ストレス、怒りが原因だったとわかって、単なる条件反射で痛めるわけないと自分に言い聞かせただけで負の連鎖から脱却できたのです。
他にもいろいろ似たような例はありますが、もちろんまだ気づいていないこともたくさんあるでしょう。
全部気づいていたら今頃ここにいませんよ。
せっかくの人生です。何が起きても楽しみ、自分のゲームをクリアして歓喜の世界へ行きましょう。
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被害者意識から脱却すれば好転する
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