糖尿病は予備軍までいれるともはや国民病ともいえるほど増えてるそうです。
かかったら、なかなか完治が難しいと言われてますが、
日本人の糖尿病患者の約95%が2型糖尿病(1型は原因不明)で、
「ストレス」、「肥満」、「運動不足」、「暴飲暴食」
などのライフスタイルの乱れが主な原因なので、
予防できる生活習慣病でもあります。
糖尿病がヤバいのは、いろんな合併症を引き起こす点にあります。
まずは三大合併症
神経障害:両足裏のしびれから始まるケースが多い
網膜症:成人の失明原因の第一位
腎 症:人工透析患者の1/3
次にその他の合併症
動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞
壊疽(血流悪化で神経が麻痺して足先とかが腐る)
白内障・緑内障
感染症・認知症
では、防ぐための方策です。
ストレスをためたり、食べすぎたりしないようにするのは健康維持の基本。
運動は、食後30分のウォーキングで十分です。
気をつけるのは食事の内容とリズム。
まずはリズム。
血糖値が上がりやすいのは、空腹時間が長い場合です。
1日3食より、朝食抜きが、さらに朝・昼抜きが血糖値の上昇を招きます。
ただ、個人的見解ですが、1日2食、1日1食が習慣になってる人は、たぶんそこまでじゃないと思います。
いつも食べてるのに、抜いたりすると、ドーンと上がるんじゃないかと。体が慣れてないので、急いで栄養をいつもより取ろうと頑張りすぎてしまうからでしょう。
朝食有害説や1日1食健康法がありますし、江戸時代までは1日2食が普通だったようですしね。
さらに個人的にはお腹が空いた時に食べるのがいいと思ってますが、無難なのはいつも同じリズムで3食腹8分でしょう。
では内容。
糖分、炭水化物、脂質を取りすぎないことが大事です。
糖尿病患者のワースト県の青森では茶碗蒸しも赤飯も甘いそうですし、朝からラーメンを食べることも多く、糖分、炭水化物、脂質をまんべんなく摂ってる感じですね。
次の香川や徳島ではうどんの消費が多いからかもしれません。
お勧めの食材
味噌
味噌に含まれるメラノイジンが糖分の消化吸収速度を遅くします。
特に色の濃い熟成された味噌がお勧め。白よりは赤です。米よりも豆を原料とした味噌。
八丁味噌などは一番のお勧めです。
赤味噌をよく摂る愛知県は、糖尿病患者が少ないそうですが、
メラノイジンは抗酸化作用や血流改善作用、整腸作用があります。
糖尿病だけでなく、動脈硬化や高脂血症、便秘症などを抑える効果があります。
だから、上記疾患も少ないようです。
ちなみに、しょうゆやコーヒーにも含まれているようです。
あさり
クロムというミネラルの一種を多く含んでいますが、この物質はインスリンの働きを活性化して血糖値を下げる作用があります。
他にも含まれているミネラルがあります。
マグネシウムは血糖値を正常化しエネルギー代謝や血圧調整に働きます。
タウリンやベタインには、コレステロール値を下げたり、肝機能を高める効果があります。
酢
酢には消化を遅くし、血糖値を下げる働きがあります。
四国でも高知ではポン酢をよく使い、青魚もよく食べるので、糖尿病患者が少ないようです。
青魚
DHA・EPAは、血液の環境を良くする効果があり、血糖値も下げます。
酢でも登場した高知県が実証してますね。
朝食にはシリアルなどもお勧めだそうです。
まとめますと、きちんとした食事の習慣をつけていれば恐れることはないです。
甘いものや脂っこいものを食べすぎないようにして、毎日味噌汁を飲んでいれば大丈夫です。
味噌は放射線障害にも効きますし、やっぱ凄いですね。
あとは具にあさりを入れたり、おかずにしょうゆやポン酢をかけた青魚や酢の物をできるだけ食べるようにすると良いでしょう。
ただ、いくら良い食生活をしていても、病気に対する恐怖心を持っていては意味がありません。
「ありがとう」とすべてに感謝していれば、そう簡単に病気にはなりません。
なったら自分へのメッセージなので、やはり「ありがとう」と感謝してればすぐ治ります。
ということで、心のケアが一番大事ですが、肉体のケアも大事にしましょう。心と体は繋がってますからね。
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糖尿病は予防できる
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