昨日の夜、日曜に買った三つのシンギングボウルを取り出し、持っていたものと一緒に並べて鳴らしていたら次男も寄ってきたので、フェルトスティックやドラムスティックを渡してやりました。
楽しそうにいろいろ叩いたり鳴らしたりして、久しぶりに親子で遊べて嬉しかったです。
昨日家に帰った時、次男はピアノも弾いていたし(習ってないので自己流です)、音楽に興味があるのかも。
電子ピアノの上は洗濯物置きになってたので、久しく誰も弾いていませんでしたが、昨日の夜は長女も弾いてました。
次女は軽音だけでなく演劇部にも入っていて、脚本書いたり(長女が手伝ってるみたいですが)してましたが、音楽も使うようで、誰かが作った譜面をみて長女に弾いてもらってたのです。
その頃にはシンギングボウルの演奏はやめてまして、片付ける前に数えたら、8つでした。
今日は8月8日で末広がりの日ですが、シンギングボウル8個というのもいい感じです。
ただ、私とケイさんのと合わせて12個になったと先日書きましたが、11個でしたね。どこかで記憶が改ざんされていたようです(笑)
まぁ、11個もあれば十分です。
私の8個だって既に一個のバッグでは持ち運べない状況ですし。
それで、長女の海外旅行用に買って数回使っただけの中型サイズのスーツケースを借りて詰めてみました。普段は小さいのがあるので、使用していないのです。
すると、スピーカーやDVDプレーヤーやK&Kの部屋で使うタオルまで入れてちょうどピッタリではありませんか。
だからやはりこれで打ち止めなのです。
ただ、スーツケースの色がピンク。
ショッキングピンクではなくパステルピンクなのでまだいいですが、50過ぎのおっさんが転がしていたら職質されないかな。今度原宿だし。
「それはあなたのですか? ちょっと中身見せてもらいますので、署までご同行願います」
「HELP! ケイさん、なんか言ってくださいよ。何ニヤニヤしてるんですか。『怪しいですねぇ』ってこんな時のウソはシャレになりませんよ。あぁ、パトカーに押し込まないで。手錠はもう嫌だぁ~~」
はぁ、はぁ、はぁ。
すみません、取り乱しました。
ケイさん最近ウソつきですからね。いつも私がツッコんでいるからお笑いになってますが、今日も妹さんの結婚式にジーンズとTシャツ新しく買って着ていくとかコメントしてましたし。
でもケイさんならやりかねないのです。スーツ大嫌いって言ってましたし。そういう微妙なウソつくので困ります。本当かもしれないので、真偽のほどはわかりません。
まぁ職質はなかったとしても、すれ違う人から奇異の目で見られるかも。
でもいいんです。重い荷物持って汗かくより変人を選ぶタイプなので。
さて、タイトルの「HELP!」ですが、さっきの妄想話は関係ありません。
日曜にケイさんとこに行く途中、小林克也の「ビートルズから始まる」をラジオで聴いていたんですが、そこで「HELP!」について解説がありました。
それは、40年以上「HELP!」を聴き続けていた私にとって衝撃的なことだったのです。
「HELP!」はなんでも鑑定団のオープニングでかかってた曲なのでご存じの方も多いでしょう。
私が生まれた年に全米全英No.1となった曲で、ライブ映像がありましたので、貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=yWP6Qki8mWc
小学校高学年くらいにたぶん初めて聴いたと思いますが、かっこいい曲だと思いまして大好きになりました。
そして中学に入って甲斐バンドの「HERO」が流行った時、「ヘルプ」の真似だと思いました。
「HERO」はいきなりサビで始まる曲だったからです。
実は「HERO」も大好きで、歌詞も覚えていますが、当然「HELP!」の歌詞も覚えています。
出だしはこうです。
HERO
ヒーローになる時
Ah Ha
それは今
HERO
引き裂かれた夜に
お前を離しはしない
Help,
I need somebody,
Help,
not just anybody,
Help,
you know I need someone,
he~lp ギターのワンフレーズ
曲は違いますが、全く構成は一緒です。
そして、「HERO」ではこのサビが何度も繰り返されます。
当然「HELP!」もそうだと思い込んでました。
でも、実はこの冒頭のフレーズは以後一切出てこないのです。小林克也が「不思議な曲です」と言ってかけましたので、注意して聴きましたが、確かにその通りでした。
「HERO」のようにサビから始まる曲は結構あります。
でも、冒頭で一回だけって曲は他に聞いたことありません。
まさかそんな曲だったとは、何十年も聴き続けていたのに気づかなかった自分に衝撃を受けました。
人は観たいものだけを観てるだけでなく、自分の解釈に沿ったものを観たり聞いたりしているのです。
ちなみに、ブルーハーツの「情熱の薔薇」は最後に一回だけサビのメロディが出てきてすぐ終わります。
これも珍しいですが、ヒロトがインタビューでちょっとひねくれて作ったと言ってたのでそれは知ってましたし、まぁ歌えば気づきます。
でも、「HELP!」のようなことは私だけに起こったことではないのです。
同じ話を聞いても、同じ本を読んでも、気づかない人は気づきません。
自分は知ってると思っていても、知ってるつもりだったってことは誰にでもあります。
だから、自分はもう悟ったとか、覚醒したとか、思っても、実はそうじゃないってこともありますし、どんな状態でもその先の進化の道は続いていますから、常に「無知の知」というソクラテスの言葉を忘れないようにしたいですね。
まぁ、私は悟っても覚醒してもいませんから、一般的な話をしただけですが、他人の基準ではなく、自分のハートに従って、常に前進していきたいと思っています。
ピンクのスーツケース転がしながら。
最後に業務連絡です。塾生の方は、講演会についての記事をコミュのトピックに書きましたので、チェックしてくださいね。今までといろいろ変わってますので。
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HELP!
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