少し前に買った本をようやく昨日読み終わりました。
編集作業がなかなか終わらなくて読む暇が無かったのです。まだ終わってませんが(笑)
前にも一度簡単に紹介しましたが、渡辺惣樹さんと茂木誠さんの対談本です。
最初にネットの紹介文と簡単な目次を載せます。
過去100年ほど、世界の覇権を握ったアメリカでは、世界の金融センターであるウォール街と合衆国政府がほとんど一体化していた。
政府の意思はウォール街の意思を反映したものだった。
そうなると、世界史の真実を知るためには、国家間の関係だけを追いかけるものでは不十分。「マネーの動き」を軸として、近現代史の真実を探求することが重要になる。
なぜ日本は日露戦争に勝利し、第二次世界大戦で大敗したのか? 幕末維新からロシア革命、世界大戦、トランプ現象まで、黒幕としてのシティ&ウォール街の視点を交えて分析。
近現代史200年の世界と日本の「通説」を覆す、眼からウロコの1冊。
第1章 大英帝国と明治維新――近代日本の根本構造とは何か
第2章 パクス・ブリタニカの終焉――世界の中心はシティからウォール街へ
第3章 中国を巡る日米ソの攻防――なぜ中国で共産主義が生まれたのか
第4章 誰が第二次世界大戦を始めたのか――日米戦争にうまく誘導された日本
第5章 「保護国」としての日本戦後史――ウォール街は日本をどう処理したか
第6章 「独りで立つ」日本へ――巨大金融資本と共産主義に支配される世界で
抜粋終了。
ここでいうグローバリストとはポリシーなどなく、とにかくお金を儲けられればいいと考える国際金融資本家のことで、
世界中の敵対する勢力それぞれにお金を出して武器を買わせたり、
戦争や事件やテロやパンデミックなどを起こしてさらに儲けて、その巨大な資本で裏から政治・マスコミ・企業などを支配している人達のことです。
これは陰謀論でもなんでもなく、実際に江戸末期に幕府側にも倒幕勢力側にも資金を出していたり、チャーチルを支援していたのはロスチャイルドですし、
その後イギリスのシティ、さらにそのあとはアメリカのウォール街が中心になって、世界中で似たようなことをしています。
渡辺さんは経済学が専門なので、関税権や紙幣発行権や基軸通貨を握ることがいかに金儲けと支配に繋がるのかをわかりやすく説明されます。
近現代史に興味がある方であれば、今までの歴史家とは違う観点からの解説なので、とても面白いと思います。
歴史をよく知らない方は、結局なぜ今の日本や世界がこうなっているのか、ということがわかりますので、ここに出てくる事件や戦争や人物など、自分で今までの歴史を調べてその違いを確認すると納得できるでしょう。
ちなみに、
リビアとシリアは素晴らしい国だったにも書きましたように、カダフィー大佐は西欧のマスコミでは狂犬と言われてましたが、国民のための政治をしていてリビアはとてもいい国で、私もそんな国に住みたいと思うほどでしたが、
グローバリスト達が容認できないお金に関する2つのことをやろうとしたので殺されました。
欧米への投資金の凍結とアフリカでの基軸通貨作りです。
殺されたあとロスチャイルド系の中央銀行が出来てます。
そして、イラクなどと同じく石油とか豊富だったので、どちらの国も石油利権は英米に奪われています。
シリアもいい国で、世界銀行に借金がなく、中央銀行も国有でしたし、ロシアと同じく遺伝子組み換え食物禁止でした。
とにかく、西欧のマスコミに悪く言われる国や政治家は、グローバリストに支配されていないからです。
では、本の内容の一部を紹介しますが、
にも少し書いてますので、それ以外の話。
アメリカ大統領は年俸4500万円だそうですが、
トランプはそれを全て自分が正しいと思う組織に寄付していたそうです。
そんなことをした大統領は他にフーバーとケネディくらいだとか。
ケネディはFRBから紙幣発行権を取りもどそうとして実際発行しましたが、すぐに殺されています。
トランプはケネディ暗殺の真相を知って公開しようとしたようですが、やめたようです。
相当ヤバイんでしょう。
カダフィーやフセインだけでなく、アメリカ大統領でも、殺されてるのはグローバリストの利益に反する活動をしていた人達です。リンカーンとか。
プーチンも悪い独裁者のように西欧のマスコミに言われてますが、やはりグローバリストの支配下に無いからです。
マスコミを使ってフェイクニュースを流すのは昔から行なわれています。
日本は昔、近代化して一流の国を目指していましたから、どの国よりも戦争中国際法を守っていました。
資源が乏しいので銃弾1つも無駄にできず、無意味な市民虐殺などするはずがありませんし、当時の南京にいた各国の記者も当時全く虐殺など報道していません。
後からねつ造写真やフェイクニュースなど使ってでっち上げられました。
証拠はたくさんあり、私も他の何冊かの本でいろいろ知っています。
この本で知ったのはドイツがベルギーの許可を得てフランスへのルートとして軍隊を通過させようとした時、イギリスがドイツが侵略していて虐殺やレイプが行なわれている、とフェイクニュースを流し、参戦してきたこと。
あと、地球温暖化ビジネスについて。
これを仕掛けたのがモーリス・ストロングというカナダ人で、中国人を儲けさせるためと、ガソリン車のシェアを握っている日本とドイツつぶしや、資源国のロシアやイランなど反ウォール街の国つぶしなどの目的で始めたようです。
二酸化炭素の排出権システムとか作って。
彼は共産主義者なので、国連のお金を盗んでアメリカに追われた時、中国に逃げています。
ゴアの「不都合な真実」という映画も後押しし、温暖化が本当か、二酸化炭素が本当に悪いのか、ということは議論さえできない状況になっています。
今のパンデミックと同じですね。567は恐ろしい病気で湧く沈打つのは当然、という世界的な流れが出来て、データを示しても反論は陰謀論として笑い飛ばされる状況ですから。
そうそう、満州国には中国から難民が押し寄せてきてたそうです。
それだけいい国だったということです。悪い国ならみんな逃げ出しますからね。
ということで、情報量がありすぎてとても紹介しきれませんが、
MI6がラスプーチンを殺したり、
チャーチルがアメリカに2000人のスパイを送りBSCという組織を作り、世論操作などを行なわせてアメリカを世界大戦に参戦させようとしていたり、
全く人気の無い政治家を大統領候補に押し上げる工作を行なったりしていた、とか、全然知らない興味深い話もたくさんありました。
教科書やTVで報道されているような話の裏を知りたい、どうしてこんな世界になっているのか、を知りたい方にはお勧めです。