昨日TVで菓子職人が280℃の鉄板の上で焼き菓子を作り、手でひっくり返したりしてました。
天ぷら職人も絶対火傷するレベルの油に手をさっと入れたりしてたのと同じで全く火傷しません。
また、機械で研磨しても最終的には手で研磨する方が正確な製品になるとか、
鮨職人は、瞬時に全く同じ量のシャリを手にすることができるとかっていう日本の職人の匠の技も見たことがあります。
高い集中力で何度も何度も繰り返すうちに感覚が繊細になったり、強くなったりするんだと思います。
「継続は力なり」という言葉がありますが、「反復の継続は匠への道」とも言えそうです。
私は匠ではありませんが、それでも何度もやるうちに以前わからなかったことがわかるようになる、ということを最近体験しています。
少し前に「ありし日の星のかけら」のHIRO MIXバージョンをyoutubeにアップしましたが、
そのあと次女に聴かせたら、私のハンドパンがずれてる、と言うのです。
どこが、と聞くと、多すぎて言えない、とのこと。
サビの部分がカット編集されてイメージ通りじゃないのは最初からわかってましたが、それ以外は私にはほとんどわかりませんでした。
また、アップはしていませんが、編集してかなりいい感じになったと思って先日聴かせた曲も、
だいぶずれてる、と言われました。
その時にはどこがずれてるのかよくわかりませんでした。
でも、何度も何度も聴いてるうちに、違和感がある部分がわかってきて、早い、遅いがわかってきて、編集ソフトをいろいろ触っているうちに、スムーズな修正方法を編みだしたので、
なんとか違和感なく気持ち良く聴けるレベルにすることができました。
そして今日はヒロ君から「ありし日の星のかけら」のカラオケバージョンを送ってもらったので、
ハンドパンの自分の音源と合わせてみましたが、ずれまくってました。
それを合わせたんですが、元々違和感があったサビの部分も含めて修正できました。
私の耳も多少進化してきたようで、妥協しなくて良かったです。
なので、youtubeにアップしてた「ありし日の星のかけら」は非公開としました。
完成後に再度アップしますね。
しかし、作った本人がわからないのに、次女は初めて聴く曲でも瞬時にズレがわかるって、凄いですね。
まぁ中高とコーラス部や軽音楽部で、ギターとボーカルは個人レッスンも受けてましたし、今でもカラオケボックスに一人で行ってますから、かなり耳が進化してるんでしょう。
私も遅ればせながら少しずつは進化してるので嬉しいです。
今朝は昨日編集した最終チェックCD聴きながら出社しましたが、凄く良くなってました。
「いい曲だなぁ」と泣きそうになったほど。
次女に言われなければズレまくりで出してたところです。その時はそれがいいと思ってたんですが、無視せずに聴きまくって良かったです。
もちろん、プロからしたら全然なのはわかっていますが、少しずつでもいい演奏やいい音源制作をして、喜んでもらえるようになりたいです。
実は今朝いいと思ってた音源も今日聴き直して、また何カ所も修正しています。
でも、今度こそ最終チェックになります。イヤフォンで違和感のあるところは全部修正できたので。
あとは車で聴いて問題なければ完成。
ここまで来られて嬉しい限りです。