「アブラカダブラ」は、ハリーポッターでは相手を殺す呪文として唱えられてたと思ってましたが、違ったようです。
ハリーに出てくるのは「アバタケタブラ」で微妙に違う言葉です。
アラム語では「この言葉のようにいなくなれ」「私が言ったものは破壊される」という意味で、病気を治すため、その原因の霊に対して言う呪文だったようです。
ハリーポッターではそれを相手に言ってるので、「息絶えよ」と訳されて使われてるんですね。
もう一方の「アブラカダブラ」は、アラム語で「私が言うとおりになる」「私は自分の話す言葉で創造する」という意味だそうです。
それで、マジックで使われていたんですね。
また、「アブラカダブラ」も、古くは熱病や炎症を癒す為に唱えられてきたそうです。
結局どちらも、癒しの言葉として使われていたようですが、「アバタケタブラ」はちょっと間違うと怖い言葉ですね。
唱えるなら、「アブラカダブラ」の方がお勧めですね。
ちなみに、アラム語はイエスが当時話していた言葉です。
「私が言うとおりになる」とは、まさにイエスの言葉っぽいですね。実際使ってたのかもしれません。
「私は自分の話す言葉で創造する」も真理を表わす言葉ですね。
昔の人は、「アブラカダブラ」を円錐形に書いたものをお守りにしてたそうです。
下は右端一文字ずつ減らしたもの。下のAから右上にも同じ言葉が表れます。
A B R A C A D A B R A
A B R A C A D A B R
A B R A C A D A B
A B R A C A D A
A B R A C A D
A B R A C A
A B R A C
A B R A
A B R
A B
A
両端を一文字ずつ減らしたもの。Vの字に同じ言葉が表れます。
ABRADACADABRA
BRADACADABR
RADACADAB
ADACADA
DACAD
ACA
C
どちらもよくできた図形ですね。面白い。
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アブラカダブラの意味
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