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雲黒斎・木内鶴彦コラボ講演会報告

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先週土曜にヒカルランドで行われた講演会に行ってきました。

お目当ては木内鶴彦さん。
昔太古の水買ったり、ネット情報をいろいろ読んで何度か紹介したことはありますが、会ったことも本を読んだこともなかったので。(図書館に予約はしてますが)

雲黒斎さんの話は何度も聴いてるし、ブログや本も読んでるから特に期待はしていませんでした。

そして始まって知ったのですが、なんと、事前にメールで聞かれた質問に答えるというのが今回の形式。コラボ講演が3回目だったので、質疑応答の会だったのでした。

最初は黒斎さんへの質問。次は2人への質問。最後は木内さんへの質問で、MCは黒斎さんという形。

黒斎さんの話は、本やブログにあるような内容がほとんどでしたが、初耳な話がありましたので、それをご紹介します。

まず、「神との対話」のニールさんと対談した時の話。

ニールさんは自動書記だそうですが、自問自答というより、ハッキリ耳元で声も聞こえたそうです。

「あの世に聞いたこの世の仕組み」は、文章にすると「神との対話」と同じスタイルですが、雲さんというガイドとの直接対話ではなく、自問自答に近いそうです。
繋がった時の自分が雲さん、繋がってない時の自分が黒斎さんです。

「記憶はどこにあると思う?」という問いかけが最初に頭の中に浮かび、「脳」と答えると、「No」と返事がきたのが始まり。

答えているというのではなく、知ってるという状態になるとのこと。

当時、黒斎さんは、借金を抱えていて、仕事も夫婦関係も最悪だったそうですが、繋がった状態になると、「何も問題などない」、途切れると「八方塞がりだ」となっていたそうです。

問題を苦悩だと感じることがなくなり、たとえ改善されなくてもOKだという心境の状態と、
問題をストレスだと感じ、解決しなきゃ、と焦っている状態を行ったり来たりしてたのです。

ですから、最初は何も解決しないままでした。

そこで、途切れている時に問題を紙に書き出し、繋がった時の自分に回答をもらうことにしたそうです。
それで、今は全て解決したそうです。

お二人とも言ってましたが、この世界はしょせん幻ですから、問題に対して真剣に取り組むことはいいけど、深刻になる必要はない。

そして、必ず解決法や突破口はあるのです。自分の考えが狭く凝り固まってるからそれが見えないだけなのです。

そこで自我でなく真我に委ねるサレンダーの心が必要となります。
(大いなる自分──神、サムシンググレート、ソースでもいいですが──を信頼するということでしょうね)

たとえば、お金を稼ぐには働くしかない、と思っていると、収入から考えて借金返済は無理だとなりますが、プロジェクトを考えてそれをプレゼンしたら出資してくれる人がいるかもしれません。

と黒斎さんが話したあと、ちょうど木内さんがそれに関する実例を話されました。

ある工務店で、仕事が半分に減り、半数を解雇するか給料を半分にするしかない状況に陥りました。

でも、社員はどちらも拒否します。

そこで、社員の支出状況を調べると、大半が子供2人で食費が6割を占めていました。

その人達は、給料が半分になっても食費がまかなえればいいということがわかったので、農協に相談し、畑を借り、半分の社員は農業をすることになり、そのための資金は銀行から借りました。プレゼンしたわけです。

自分達が食べたいものを作るわけですから、当然無農薬になりますし、家族も含めて積極的に参加しだし、家族の絆も深まり、半分の給料でも1割ほど余裕が出ます。
余剰農産物は、無農薬ですから欲しがる人がいますので、売れます。

ということで、傾いていた会社は持ち直すどころか事業を拡大するほどになったそうです。


お二人とも、この世界はゲームに過ぎないのだから、問題も含めて楽しむことが大事だと言います。想定外のことや苦労があるからこそ楽しいのだと。

木内さんは、わざわざなんの問題もない高次元からこの三次元に体験しに降りて来てるのだから、この世界でしっかり生きることが大事だと言います。(中山さんの話に近いですね)


この借り物の肉体が車だとしたら、どうやったらスーパーカーになれますか、との質問に、

スーパーカーを見てあこがれるかもしれないけど、トラクターにはトラクターとしての仕事や特徴がある。まだ自分でも知らないボタンや操作があるかもしれない。スーパーカーになる必要はない、と木内さんは答えました。

自分の苦手なところはわかっても得意なところはなかなか自分ではわからない。
でも、他人から見たらわかる。
自分が普通にできること、当り前にできてやってて楽しいことが自分の特技。
それをやればいい。


お二人は個人としての生まれ変わりはないと言います。死んだらソースに吸収されるだけで、あるとしたら全ての人の生まれ変わりだと。

そういう見方もありだと思いますが、実際生まれ変わりの村の住民のように、意識が途絶えることなく記憶を保ったまま生まれ変わる人達がいますし、過去世や中間世を憶えている人達もたくさんいます。
いろんな人の過去世が見える人達が私の過去世が見えないって話も、お二人の話だけでは説明がつきません。

だから、生まれ変わりを否定する必要はないと思います。時間のない世界から見たら、確かに生まれ変わりなどなく、全て同時に存在してるわけですし、マナカもないと言っています。
でも、それを三次元の世界からみたら生まれ変わりがあるように見えるのも事実です。

だから、マナカリアリティを伝えている中山さんも、マナカがないと言ってる過去世の話をするのは時間の流れのある世界から見た話をしてるんでしょう。

ただ、確かに同じ人の個性そのままでの生まれ変わりはないようです。そんな単純なものではなく、肉体意識と魂意識の組み合わせは毎回違うし、過去世も誰かのものを一部組み込んだり、刷り込んだりしてるようですからね。
まぁいろんなケースがあるので、一概には言えないかもしれませんが。

お二人に共通するのは自分の体験を基準に話している、ということです。
木内さんは他の人の本を読まないそうですが、先入観を持ちたくないからだそうです。
聞いた話だけを基準に話すよりずっと素晴らしいと思いますが、生まれ変わりの話のように、
お二人とも自分の体験にないことについては否定することもあります。(誰しもそういうところはあるでしょうから悪いと言ってるわけではありません)

全てはひとつで、この世界は幻、という点はスピ系では共通認識だと思いますが、それ以外の細かい点は結構いろいろあります。

未来についての認識はお二人正反対でした。

黒斎さんは全て決まっている。
木内さんは最善から最悪まで幅がある未来が存在していてまだ決まっていない。

時間のない世界から見たら全て決まっているけど、この三次元から見たらそうじゃないだけで、視点や次元の違いだと私は思うんですが、黒斎さんは納得してませんでしたね。

木内さんは三度の臨死体験をしていますが、死んだあと、全体に吸収される前に、生前のことを振り返って反省したりしたそうです。
それから、どうせなら、地球の歴史を最初から最後まで見てやれ、と思ってそうしたのです。
で、未来もいろんな可能性を見てるそうです。

ただ、予言は意味がないと言っています。地震来ると、台風来るよ、と言ったって、みんな避難しない。結局体験したいんだ、と思ったそうです。

それに未来はわかっていても教えてもらったらつまらないから教えないそうです。

地球は住みづらいけど、宇宙でこんなに綺麗な星はなかったし、大好きだとも言ってました。
この地球の生態系の循環を妨げないようにすることが大事で、それを回復させることが生きている者の使命だとも。

臨死体験者は、超能力が発現することが多いようですが、木内さんもいろいろ発明発見したりしてるのはそのせいじゃないかと思っています。

それだけじゃなく、木内さんは歴史上の人物の意識にも入ることができるようで、信長は本能寺の変で死んでないという話を聞いて、本能寺の変の5日後の信長にアクセスしてみたそうです。

それについてはいずれ本が出るようなので、詳しいことは書きませんが、どうやら生きていたようです。

事実や真実だと言ってるわけじゃなく遊びですから、と木内さんは言ってますので、深刻にとらえないでくださいね。

でも、非常に興味深い話でしたよ。

あと、この宇宙の始まりは、ビッグバンの前に回転運動があったという話もありました。(スピンといえば千賀さんのガイアの法則ですね)


とりあえず、講演会については以上です。
私の質問に対するお二人の答えもありましたが、いろいろ思うところがあり、それについてはまた別に機会に書こうと思います。


実は木内さんとコンタクト取りたくて講演会に参加した部分もあったんですが、直接話できるか、わかりませんでした。縁があればできるし、なければできないだろうという感じで、絶対こうしたいとかは思ってませんでした。
でも、なんと、休憩時間に話できたうえに、帰りに駅まで一緒になりました。
どちらも二人っきりでしたし、名刺ももらいましたので、今後の展開が楽しみです。
どんな展開かはまだ何とも言えませんが。


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