昨日お客さんのパソコンのことで会社の同僚に聞かれました。
A「あそこ、新しいのに変えたの?」
私「さぁ、どうでしょう。私は何も知りません。自分で買ったのかな?」
B「いや、ken2さんが注文したんでしょ。僕が価格表に○して渡しましたよね」
私「・・・・・・私が? あっ、そういえば・・・・・・幅が入るか確認までしたんだった」
つい先週のことで、確認の電話までして納品日の打ち合わせまでしてたのに、完璧に忘れてました。
私は大事なことだとか、忘れないようにしようと思ったことは覚えているんですが(昔はそれさえも忘れてました)、そうじゃないと片っ端から忘れていきます。今回の発注は別に特別大事だとは思ってなかったのです。いつもやってることなんで。
私「いや、参ったなぁ。でも言われて思い出したからセーフでしょ。ボケ老人だったら、『いやそんなことしてない』って言い張りますからね」
Å「ボケ老人って・・・・・・誰と戦ってるんですか」
言われて気づきました。私はボケ老人に勝てばOKだと思っていたようです。
実際、4、5年前までは何もかも忘れてボケすぎて、会社の同僚は未だにそのイメージのままです。
スピの世界に入ってからもしばらくはそうで、ある魔女から「ケンジ」でなく「ケン爺」と呼ばれてたくらいです。
その頃は見た目はまだそれほど老けてなかったので、悪口ではなかったんですが、今はそれ言うと悪口になります(笑)
その証拠に、今年帰省した時、10代の頃お世話になった外人の神父さんに数年ぶりに会った時の話をしましょう。
もう普段教会行くことはないんですけどね。
事件が起こったのはミサの最中でした。
聖体拝領といって、信者が並んで小さな種なしパンをもらってたべる儀式があるんですが、普通神父は一言「キリストの体」と言って配るだけで話しかけたりしません。
でも、私の手にパンを乗せたまま渡さないので、顔を上げると聞かれました。
「何番目ですか(兄弟の中で)」
「二番目です」いきなりの質問に戸惑いながら答える私
「老けましたねぇ~」目を丸くする神父
「・・・・・・」何も言えず思わず微笑んでしまう私
神父さんの記憶にある私は、10代の頃の私だったのでしょう。大人になってからも数年、または十数年おきに何度か会ってはいるんですが、忘れてしまったのか、それとも、それまでは面影が残っていたのかも。
まぁ私の子供だってその頃の写真見て別人だって言いますから、無理もないです。
ただ、神父さんも昔の面影ないんで「お前もな」って言いたいとこでしたが(笑)
確かに、子供の頃見てた佐野元春とか10くらい上のはずなのに、今や自分よりも髪ふさふさで、しわもシミもないですからね。(好きなことをやってると老けないんでしょう)
いつの間に追い越したんだろう?
名実ともにケン爺となってしまったので、これからは「ken2」から「kenG」に変えようかな。
いやいや、そこまでするとさらに老けそうなんでしませんが。
でも、昨日は久し振りに「心と体の若返り」を聞きました。
ヘミシンクはいいですね、すぐ寝てしまい、何もイメージングできなかったですが(ダメじゃん)、睡眠導入には持ってこいです(笑)
若返ったらいいですが、ダメでも健康回復用にしばらく聴くつもりです。
一応昨日はイメージング用に若い時の写真を眺めてました。
その頃は、「いい男」とか言われても、自分ではそう思ってなかったです。でも、昔写りがイマイチだなと思ってた写真でさえ、今見ると結構「いい男」だったなと思います。
健康でもそうですが、失って初めて知ることってありますよね。自分が恵まれていたんだと。
まぁいい経験させてもらってます。
実際体験しないとわからないですからね、老化した人の気持ちも。
若い頃思ってました。なんでおっさんはオールバックにするんだろうとか、
なんで無理矢理横の髪を上に持ってきてバーコードにするんだろうとか。
今はよくわかります。そういうことだったのね、と。
他にもシワとかシミとか肌とか気にしすぎだろうって思ってましたが、若い頃のイメージと比べてしまうんですよね。
私も気持ちはわかりますが、比べる相手が違いますよ。
今の私にとって、ライバルはボケ老人ですからね。まだ負ける気はしません(自慢げに言うな)
若い頃の自分と比べたって悲しくなるだけです。比べるなら、自分の想像の中にいるボケ老人と比べましょう。まだ俺は大丈夫だって思えますから。
(比較は基本不幸の元ですから、お勧めはしませんが)
あっ、今日発覚したんですが、お客さんのPCの幅、数字間違ってました。違うとこを見て確認してたようです。
一応電話入れておわびしましたが、大丈夫そうで良かったです。(やっぱボケてるじゃねぇか)
↧
誰と戦ってるんだか
↧