先日の話ですが、
財布からカードを出そうとして見当たらず、困って下を見ると、置いた覚えのない椅子の上にありました。つまり股の間に。
なぜ、そんなとこにあるのか、いくら記憶を辿ってもわかりません。
でも、私が取り出してるのは間違いないのです。私しかいない空間で私しか財布に触れてなくて、いつも財布に入ってるカードなのですから。
記憶が10分しかもたいない男が主人公のメメントという映画がありますが、私は1分前の記憶がなかったです。
メメントを初めて観た時、その時間を細切れに遡りながら魅せる斬新な手法に驚き、結末にも驚きました。
主人公は自分の記憶がもたないのを知っているので、体中に入れ墨を入れます。
それがまた話をややこしくするのですが。
先日読見終えたジョジョのストーンオーシャンでは主人公が3つまでしか記憶できず、4つ目が来たら最初の記憶が消えていく、という状況に陥るという話がありました。
だから、敵が目の前にいても敵だとはわかりません。
メメントとは違い、入れ墨でなくペンで書いているので、敵は3つの記憶を新たに入れながら、それを疑われずに消していったりします。
だから、どうやってこの状況を脱出するのか、全くわかりませんでした。
本当に私は昔読んだのか、それさえ疑いましたが、好きな漫画なんで毎週欠かさず読んでたことは間違いないんですけどね。
で、このエンディングにはこの宇宙の秘密が隠されていました。
普通はボスキャラを主人公が倒して終わりですが、サブキャラ一人残して全員やられるなんて、まずありえない展開でした。ただその結果、過去のある時点に戻ります。
でも、それは同じ世界ではなく、微妙に違う世界なのです。いわゆるパラレルワールドです。
ボスキャラの力により、主人公の人格や特徴が変わっていて、能力も消えていました。
でも、前は結ばれなかった相手とカップルになってたりします。
基本的に、起きる出来事は決まっていますが、そこに至る過程は違ってたりします。
でも、記憶と能力を持ち越したサブキャラが、以前の主人公の与えた能力でボスキャラに立ち向かうのです。
昔読んだ時は「なんじゃそりゃ」のエンディングでしたが、せつないラストも悪くなかったです。
先日TVでやっていた「オール・ユー・ニード・イズ・キル」やアニメ「まどかマギカ」では、同じ世界を何度も繰り返します。
もちろん、記憶を持った主人公がいるので、少しずつストーリーは変わっていきますが。
アニメや映画の世界だけでなく、この現実世界も同じだとベスさんは言われています。
1999年に壊滅した地球、2012年に壊滅した地球など、を乗り越えて、やり直してここまで来たと。
本当かどうか、記憶がない私にはわかりませんが、確かにそういう未来をビジョンで見て予言してた人たちがいました。
だから、予言が外れたんではなく、実はそういう世界を体験してきたので、その記憶だったのかもしれません。
主人公以外が以前の体験を覚えていないように、我々もそんな記憶がないだけで。
でも、全部覚えてる人はいなくても、一部覚えてる人はいるんじゃないでしょうか。
初めて来た場所なのに、家や街の様子を知ってるとか、懐かしい、って経験がある人多いと思います。
それはよく、過去世でそこにいたから、と説明されたりしますが、
もしかしたら、過去ではなく、今の人生をすでに何度かやり直していて、ふいにその記憶がよみがえってるのかもしれませんよ。
まぁ、全ての世界は今ここに同時に重なって存在していると言われてますが、
時間のある世界では、過去から未来への流れとして体験できるように、
ループする今を何度目かの今として体験してもおかしくないです。
SFに描かれる世界は、ただの空想ではなく、実はこの世界の真実を映し出してる場合があります。
マトリックスなどは、この世界がバーチャルだということを描いているとか、
スターウォーズは過去のオリオン大戦の記憶だとか言われています。
ていうか、オリオン大戦の記憶を持ってる友人がたくさんいるんで、それは間違いないでしょう。
ちなみに、私はその大戦には参加してないようですし、どこへ行っても、どこを見ても、ここ知ってる、懐かしい、と思うことはありません。
でも、パラレルに存在してるのは誰にも言えることだと思います。
ストーンオーシャンの最後に出てきたパラレルワールドの存在は、次のジョジョ7部、スティールボールランでは、重要な要素となります。
パラレルワールドには、自分の今の時代を何度も繰り返している世界と、
自分とは微妙に違う自分、微妙に違う社会、微妙に違う登場人物のいる世界に、
異次元ともいえるファンタジーな世界に人間じゃない自分が存在する世界、
の三種類があるようです。
あと、「人それぞれの宇宙」に書いたように、同じ世界のようで、微妙に違う世界を体験してるのは、すでにこの世界で皆さん体験済みでしょうが、とりあえず、自分だけの世界についての話です。
まぁ異次元以外の二つは厳密には分けられないのかもしれませんが、そういう風に感じられるので、あえて分けてみました。
初めての場所なのに詳しく知ってた場合、過去世なのか、繰り返しの世界なのか、探究してみるのも面白いと思いますよ。
まぁ、私の話は戯言としてスルーして構いませんよ。可能性の話をしてるだけなので。
ただ、もしも全部存在してるとしても、今も含めて全部バーチャルとも言えます。
そんな、考えてもわからないことはほっといて、今目の前にあることに集中するのが一番大事ですが、こういうこともいずれ解明されていくでしょう。
先日ミサさんが紹介してた記事に異次元のドアを開ける実験が載ってたように。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51989491.html
「私はCERNの物理学者です。
我々はやってはいけないことをやってしまいました。
CERNの装置(LHC)を稼働することで他の次元に繋がるということは事実であり、実際に異次元と繋がってしまったのです」
まだまだ記事は続きますが、興味ある方はリンク先をご覧ください。
宇宙人やUFOの存在を各国首脳や政府が明らかにしてきていますが、未だ日本では頭おかしい人の戯言だと思われています。
でも、パラレルワールドも含めて、超古代文明の存在なども含めて、今まで否定されてきたことが、公式に認められる時代がもうすぐ来そうです。
楽しみですね。
↧
記憶とパラレルワールドの関係
↧