準備が出来た時、次がくる

「弟子の準備ができたとき 師が現れる」

って言葉がありますが、

弟子と師に限らない話だと思います。

3枚目のアルバム曲の最後あたりから、演奏方法を親指の関節から中指の先の腹を使うようにして、その演奏方法に慣れてきたところで速弾き曲が矢継ぎ早に降りてきました。

とても難しくてなかなか演奏できなかったので、親指でやってみたらもっと難しいことがわかりました。

ハンドパンは音階が円状に交互に上がっていくので、移動距離が大きく、ピアノだとすぐ隣の音が最大で30センチ先にあったりしますから、親指の途中より中指の先の方が移動距離が短くて済むのです。

つまり今までだと厳しかった速弾きができる準備が整ったので、速弾き曲が降りてくるようになったのです。

アルバム作ってる頃は難しくて何度も同じ所を演奏して編集でなんとか曲に仕上げましたが、1年ほど経ってようやく生演奏もできるくらいにはなりました。

可能だからって簡単ってわけでは無かったのです。

そして、昨日苦労していた新曲の微調整が終わったところですが、今朝目覚めとともに次の曲のメロディが聴こえてきました。

次が来た、ということは、やはり昨日で完成、ということでしょう。

今は独立した長男がいた部屋で寝てるので、風呂まで行かなくてもベッドの上でスマホに口で録音できます。

でも、まだ6時過ぎだったので、眠くてまた横になったら、今度は全然違う感じのメロディが鳴り出したので録音しましたが、風呂で聴き直したら、別だと思ってたメロディが繋がってることに気付きました。

前回と違って単純な作りのシンプルな曲があっという間にできまして、出社前の車の中でハンドパンで再現してみました。

8音しかないので、Ａメロの展開で本来上がるところを下げるしかなかったですが、それでもスムーズにＢメロに繋がり、最後転調させて完成。

少し短いけど、たまにはこんなのもいいかなと思っていたら、仕事中にメロディアスなフレーズがかすかに聴こえてきたのでトイレで録音。

でも、その前に空き時間にＴＶｅｒで「セクシー田中さん」見てたので、もしかしてそこでかかってた曲かも、とすぐグーグルに「この曲何？」と言って鼻歌聞かせましたが

「特定できませんでした」

とのこと。

私も聴いたことないメロディなので大丈夫だとは思います。結構複雑ですし。

今日は午後お客さんとこに行ったので、そのあと駐車場で再現して今朝出来た曲の転調部分をカットして繋げてみたら、これも違和感なく繋がり、軽快でメロディアスな曲になりました。

新しいアルバムもいい感じの曲が続いて嬉しいです。

前の２曲は仕上げるのに何日もかかって苦労しましたが、これは音数多いメロディや複雑なメロディだったのに、ハンドパンで再現できてスムーズに繋がって半日で完成しました。

史上最速かもしれません。

明日は、インナーハートの録音はやめて、既存の音源を２コーラスに減らすことにしましたので、

代わりに今日出来た曲を早速録音することにします。

３曲録音は変わらないので問題ないでしょう。