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「深宇宙探訪記(下)」を読んで考えた

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サブタイトルは、

~宇宙の友人達について~

です。

内容は、大きく3つに分かれます。

著者のオスカー・マゴッチが、ある場所で見せられた、宇宙の友人達の過去における壮大な宇宙戦争の物語と、
その後、宇宙の友人達が地球へ支援に来て、自分と同様にコンタクトした地球の友人のドラマと、
マゴッチ自身がその後体験した、宇宙と地球の友人達との宇宙会議などの話です。

そこには中編にも出ていた宇宙人(地球人に偽装している)達や、中編の主人公バズ・アンドリウスも出てきますが、新たにロシア人のコンタクティーの話も出てきて、最後に著者も含めた関係性が明らかになっていきます。

いわゆるオリオン大戦と呼ばれるような話が最初展開されますが、オリオンという名前は出てきませんので、オリオン大戦というのは単に象徴または仮の名前かなという気がします。
もしくは、似たようなことは今まであちこちであったのかもしれません。

ただ、今の科学を超える話なので、細かい用語はよくわからない部分もありましたが、スターウォーズも真っ青って感じの攻防でしたね。

また、今でも何百年も生きていると言われるヒマラヤ聖者やチベット賢人たちですが、もしかしたら彼らは宇宙人なのかもしれません。

実は宇宙の友人達は何度も寿命を延ばしたり、時には転生したりしてますが、この地球にきてからも、同じように何百年も、いや何千年も生き続けているのです。


最後の宇宙会議での宇宙人のメッセージが印象的でしたので、長い文章中から一部抜粋します。

「皆さんが地球に存在している主な目的ないし使命は、第三密度の肉体にある間に、自我を支配する力を身につける機会を得ることです。
皆さんがこの地球にいるのは、自分の精神的成長のためです。
自分の使命なり答えを、(たとえば、誰かのチャネリングに頼るといったような)外部の情報源から手に入れなければならないという考え方は、時代遅れになりつつあります。
そういう手段を使わずとも、皆さんはいつでも必要な情報を──それが本や討論、講演、ワークショップなどからであっても──受けることができます。
精神的援助がいつも手に入るからです。
皆さんはすべてのレベルで自給できるように教わっているのだということを、忘れないで下さい。
従って、皆さんが宇宙に接近し、自分の高次元自我に接近する方法は全く違ったものになります。
皆さんの中には、宇宙船に『ビーム』搬送され救われるのを何年間も待っている人達がいますが、そういう人にとって、今は生活と存在をバランスのとれたものにする時です。
『故郷』に帰る方法は、座して待つのではなく、成長することによって、自分の『光』を増すことによってです。
皆さんの光が皆さんの兄弟姉妹に道を示すからです。
そして、こうした努力によって、積極的・肯定的な陽の変化が世界においても皆さんの生活においても現れてくるのです」

(中略)

「皆さんは、何事も意図と目的を持って意識的に創造しながら、自分自身を支配して生活することによって、異なるオクターブの中で生活することを学んでいくでしょう。
やがて究極的には、抑制と制約が取り除かれ、精神的自由を取り戻し、完全に意識を保ったまま他のの実現へ移動することができるようになります」

(中略)

「新しい世界が到来するからです。全く新しい世界秩序、『愛と調和』のなかの、それに加えて、欠けているものを求める欲求がない『自由』の中の、もっと楽しい存在です・・・・・・」


そんな感じで、ただのコンタクティもの、宇宙戦争や冒険ものではなく(それだけだとしても非常に興味深い話ですが)、最後は結構深いメッセージがありました。

人生は意味がない、使命なんてない、ただ体験すればいい、という考えもありますが、この宇宙は全て幻想、という究極的な次元からみたらそうかもしれません。

でも、この次元の人間目線で見た場合は、メッセージのように目的はあると言えるでしょう。


では最後に、一番ピンときて考えたことについて書いて終わります。


「答えは自分の中にある」

とよく言われますが、これを、

「だから、本読んだり、講演聞きにいったり、ワークに行く必要はない」

と考えるのは短絡的だと思いました。


外面は内面の表れですから、全てのことはメッセージです。


ですから、本や講演会やワークを通して、

自分がピンときたもの、

自分が納得したもの、

というのは自分の中にある答えと一致した、ということだと思います。


方法や道は一つではないのです。

瞑想や内観から自分で直接メッセージを取ること以外を否定する言葉ではないってことです。


ただ、「あなたはこうだ」とか、他人から答えをもらって、それをよく考えもせず鵜呑みにするとか、

凄い人、有名な人から言われたからって、それを盲信することをやめましょう、

ということを諭しているのだと思います。


それさえ気を付ければ、たとえ人から言われたことであっても、本に書いてあったことでも、それらを参考にして、

自分がピンときたものを選択し、自分がいいと思ったこと、ワクワクすることをやればいいのです。

そこに他人の目線や判断を入れなければいいのです。

映画やTV、目についた広告、見知らぬ人の会話などからでも答えを受け取ることはできるのです。

もちろん、ふっと思ったこと、直観に頼るのがいいのはいうまでもありません。


ただ、それを基にして、実行したり体験しなければ、わかったつもりで終わってしまい、
自分のものにはならないかもしれませんが。


そんな感じでちょっと頭の中が整理された気がします。


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