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愛の空間 (アナスタシア第3巻) 発売開始

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今日は立春ですね。




こちらでは、一昨日の夜は濃霧、昨日は最高気温18度。そして今日は3度で夜は雪が降るそうです。


こういう極端な気候の変化が続くのも珍しいですね。


ちなみに、霧と靄(もや)と雲の違いわかりますか?

まず、全部ほぼ同じなんですが、雲との違いは地面に接しているかどうか。

そして、霧が濃く、靄が薄い方になります。



ウチの次男は「○○はどうやってできてるの?」

とよく聞いてきます。ほとんど答えに困ります。

「○○ってなぁに?」ならだいたい答えられますし、今までの子はそういう質問でしたが、4人目にして初めてです。こんな質問の仕方。



どうやってできてるか簡単には説明できないものが多いです。

「車ってどうやってできてるの?」

工場で造られてるくらいしか言えません。



雲と霧との違いがはっきりしりませんでしたので、昨日はPCで検索してみたというわけです。どうして雲になるのかとかも、おかげで勉強になりました。

水蒸気が冷えて凝結すると思ってましたが、それだけじゃなく、湿度100%以上超えた分が凝結する、という二本柱を過飽和といって、過飽和で雲または霧になるんですね。

雨はその粒が成長して大きくなったものですが、重力と上昇気流のバランスが取れていれば落ちてきません。重くなったから落ちるというわけではないんですね。






さて、アナスタシアの第3巻が発売になっています。


いきなり話が変るようですが、そうでもありません。

実は立春の今日が発売日なのです。


最近読者になったばかりの方のブログで紹介されていてアマゾンに見にいったらそういうことでした。



今日読んだそらさんとマナさんのブログには、どちらにとっても今日が新年の始まりといった感覚だと書かれていました。


旧暦の元旦とはまた違うんですね。


そんなおめでたい日に発売されるなんて、もう買うしかないでしょう。


即注文しましたよ。(立春じゃなくても買いますけどね

アナスタシアシリーズは素晴らしいし、驚異の話も満載ですからね。






では、アマゾンの内容紹介です。







ロシア発、自費出版から世界に広がった奇跡の大ベストセラー!

「アナスタシア」の第3巻!



アナスタシアが実践する、愛の次元空間における真の子育てとは・・・?



アナスタシアに再会するため、そして、生まれたばかりの息子に会うため、

メグレは読者からの手紙を携え、ふたたびタイガへ向かう・・・



ある科学者のグループが、アナスタシアをつれだそうとするが・・・



ふたりの息子である赤ん坊との出会いのときを迎えるが、草地に見えるのは、一頭の熊だった・・・



「人は誰でも、全宇宙にアクセスできるように創られているの。

・・交信したいと思えば、誰とでも何とでも交信できる。

その交信は、ラジオを聞く場合とほぼ同じような原理で起こる。

・・どの局、どの音源がその人の周波数に合うかは、その人の

もつ意識と感情と純粋度によって決まる・・」 (本文より)





今回の巻も、いろいろなエピソードを通して、人間と宇宙の真実についてアナスタシアは語っています。







アマゾンの販売サイトはこちら










図書館には2冊予約本が届いてるんですが、その前にこちらを読んでおきたいです。


読んだら感想書きますね。




右脳で生きるコツ

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2012年10月25日に書いた本の感想日記です。



 





先週の土曜日、家にある本や漫画を大量にブックオフに持っていきました。



計算してる間に七田眞さんの「右脳で生きるコツ」という本をパラパラめくっていて、立ち読みで済ませるかなと思ったんですが、100円だし、と買って帰りました。



96年の本ですからアマゾンでは中古しか売ってません。1円からあります。



でも、これは買って大正解でした。



実はこの方の本は図書館で借りたり、ブックオフで買ったりして2,3冊は読んでいました。



いいことが書いてあるし、七田式で学んだ子供はまるで超能力者のように、本を触るだけで内容を理解したり、ヒーリングでお友達の重病を治したり、透視したり、予知したりしてるので、凄いとは思っていました。



で、古いんですが、この本は私にとって決定版になりました。



すぐに検索して、七田式の教室を探しましたが、近くにはありません。でも、通信教育がありましたので、早速資料請求しました。



実は次男を横峯式の幼稚園か保育園に入れたいと思ってたんですが、近くにはなかったので断念してました。



代わりに七田式をやらせたいと思ったのです。





でも、幼児教育だけの話ではなかったんです。自分にとって目から鱗の話がいくつかありましたし、そのワーク方法も載ってたのです。



右脳が開発されると、先ほどのような能力が発揮されるようになりますが、その為にどうしたらいいのか。





それは、速読、速聴、速視などによる大量の情報を素早く取り入れることです。ゆっくり少しずつでは左脳が処理してしまうからです。



コツは



①毎日欠かさず続ける

②できるだけ量を多く訓練する

③できるだけ速いスピードで入力する

④理屈で覚えようとせず、ひたすら繰り返す。





ということで、ピアノやそろばんのレッスンは最初は左脳的でも最終的には右脳開発になるそうです。



実は、英会話で子供たちにワールドファミリーをやらせてたんですが、それは、日本語の解説なく、英語のビデオやCDを何度も見たり聴いたりさせるものでした。理にかなってたんですね。



これをもっと熱心にやっておけば良かったと思いましたが、長女は一番ちゃんとやったので、確かに英語は得意で、リスニングは特に強いです。



あと、右脳キッズというゲーム形式のソフトがあったんですが、これも毎日やらせとけばかなり違っていたでしょう。



私自身も速読や速聴の訓練をちょこっとやったことがありましたが、すぐにやめてしまいました。



結局、難しいとか、上手くできない、本当に効果あるのかわからない、ということでやめちゃうんですが、できなくても毎日続けてたらある日急に上達するらしいです。



これは、ヘミシンクでも同じですよね。



上級者の中には、最初は何も見えなかったという人が何人もいますが、彼らはひたすら同じCDを毎日聴き続けて三ヶ月、半年後に花開いています。



やはり、結果がでなくても地道に同じ訓練をやり続けるのが大事なんですね。



だから、私は何もかも中途半端なんです。ヘミだけでなく、楽器もそうでしたが、ちょこっとかじってやめてしまうので、何もまともにできません。



テニスだけは学生時代続けましたので、そこそこ結果は出ましたが。



今は腕振りとか、アファとかは続けてますけどね。





心から納得して、好きでやるのもコツのひとつです。嫌々ではストレスになります。



確かに風邪や腰や記憶力については、そうなんだと納得して、できると信じ込んだので、以前と全く違う状態にはなりました。

毎月のように会社を休んでたのに、もうそれもなくなりましたし、毎日のように頼まれた買い物忘れてたのに、覚えてられるようになりました。



でも、ヘミについてはいろんな意見を聞いてどれがいいのかわからず中途半端なままでした。



結局、初心者は毎日同じものを聴き続けるのと、イメージ訓練が大事だとようやく納得しました。もう期間的には全然初心者じゃないんですけどね。



何かをパッと見て、目を閉じてそれがリアルに再現できるようじゃないと、ヘミでもぼんやりとしか見えません。

イメトレについてはマイミクさんからも言われてたんですが、すぐ忘れてしまってました。

ちなみに、体脱でもイメトレ訓練が大事だと言われます。いろんな訓練が書いてましたね。

瞑想でも最初は集中力とイメージ力だとダスカロスさんも言ってましたね。



イメトレって本当に大事だったんですね。しかも、右脳の開発法でもあったとは。





また、朝日を見つめるだけで松果体が活性化されるそうです。

この松果体は実は司令塔のような存在なんだけど、年齢とともに退化している現状だそうです。



それを活性化させると肉体的にも健康になるし、右脳的な能力も活性化されるとのこと。第三の目なのではないかと。



実際に太陽視でガンを治した人もいるそうです。



見たあと、目をつぶって手で太陽を隠して残像を見つめる瞑想もいいらしいです。





丹田呼吸だけでも出来るだけ長く続ければ変わっていくらしいです。8秒ずつ吸って吐いての腹式呼吸ですね。





イメトレは、名刺10枚の裏に色紙で赤、青、黄、緑、あとは黒ペンで△、□、☆、✙、に時計二種類を書いたものを造り、5秒見つめて5秒目を閉じ、それを再現させ、5分間で30回やります。



10枚だから3セットですね。



もちろん、電車の吊り広告とか、看板の絵を思い浮かべるとか何も作らなくてもできますが。





小周天というエネルギーワークも薦めてました。似たようなワークはありますね。要は足裏から吸って頭から出し、その反対も行うヤツです。





毎朝毎晩体から八方に光を放射するのも二分くらいすると、普段自分で動かせない体の内的筋肉が緩むそうです。





胸の前で手を合わせて力を入れる自動運動も勧めてました。そのうち振動してきて勝手に体が動き出すので、自由にさせると健康になるとか。ただ、これはやってみましたが、全く上手くできません。やり方が悪いのか、続ければいいのかわかりません。

とりあえず保留でプルプル運動の方をやろうかな。





親指を立てて5センチくらい離してその間を見る、というのもありました。焦点がずれて4本くらいに見えるヤツです。オーラを見るのに似てますが、周辺視野に意識を移すというのもありましたね。





寝る前に問いを発して朝答えをメモする、というのもありました。これはアイデアを求めるのにもいいです。



やはり、メモは大事らしいです。ヘミでもよく言われてますが、本読む時でも、メモとりながらか、あとからメモとれるようにしとくとかしないで、ただ読んでも忘れてしまって意味ないそうです。





あと、イメージの中で胎児や幼児になってリラックスすると自然治癒力が高まるそうです。





そんな感じで盛りだくさんの方法が書かれていましたが、実例や右脳型の天才達の話、右脳と左脳の違いなど、わかりやすく書かれていました。



超能力者の清田さんが、骨折で全治三ヶ月と言われたバレーボール選手をイメージの中で治療し、二ヶ月後の大会に出られるようにしたとかの話や、ニコラ・テスラの発明方法など、興味深い話が満載でした。





いろいろありますが、できない、とか、無理とか、向いてない、才能ない、って思わずに自分ができること、やりたいと思ったことを毎日続けて右脳を開発して楽しい人生を送れるようにしようと思います。



ちなみに、右脳が開発された人が増え続けると、最終的には自由で競争や闘争のない世界になるようで、悟りへの道にもいろいろありますが、これもその一つだと思いました。



結局超能力開発だけではないんです。右脳は真我に繋がってると言われてますからね。超能力開発してもエゴを増大させたら意味ないですもんね。注意する必要はあるかもしれませんが、本来持っている力を発揮させる訓練だと思います。

訓練の成果がいつでるかは個人差があるでしょうが、成果が出るまで続けるのが大事なんでしょうね。







君といつまでも 28

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5月7日。


この日は夜遅くまでミクシィをチェックしていたが、鉄さんから返事が来ることはなかった。


まだ咳がとまらず苦しいんだろう。私には祈ることしかできなかった。








5月8日。


ようやく鉄さんから返事が来た。





「ケンタさん、詳しくありがとうございます!

咳はなんとか止まっています。

ただ咳や腹痛の原因は胸水と腹水ではないかと思います。

食べていないし体も動かしていないので腕や足が細くなり肋骨も相当浮き出ているのに体重が病気前と変わらないのはおかしいです。

また舌にも変な潰瘍のようなものが出来ました。

不安も襲ってきていますが、

明日から腹水や胸水の手当をする予定です。

フユさんの祈りもお風呂に入った時にしか出来ていませんが『フユさんは回復します!ありがとうございます』と祈っています」





返事が来たことにまず安心した。ただ、咳が止まったのは良かったが、彼の体に何やら異変が起きているようだ。決して快方に向かってるとはいえない。


でも、そんな状況でも他人のために祈れるのはさすがだ。私が頼んだことはいえ、なかなかできることではないと思う。


他人の幸せを祈る人はきっと幸せになるはずだ。鉄さんには言わなかったが、そういう思いもあってフユさんのための祈りをお願いした部分もある。





返事を書こうとして、手をとめた。ふと思い出したのだ。腹水に効く治療法のことを。これで、鉄さんに会いに行くのに18日まで待たなくても済む。





「そうですか。咳が止まったのは良かったです。

でも、確かに体重が変わらないのはおかしいですね。

島野先生に相談してみた方がいいような気がします。

とにかく、回復を祈ります。


鉄さんもきっと回復しますよ。



ところで、私の姉はテルミーという温熱療法の資格を持ってまして、私の家にもそのための器具や材料があります。

http://www.ito-thermie.or.jp/remedy/

結構いろんなものに効きます。姉も子宮筋腫やいろんな成人病の方を治してました。

ただ、ホームページを見るとわかりますが、薬草の線香を燃やすので煙が出ます。

だから、換気扇回さないと、匂いや煙が一時的に部屋にたまります。

それでも構わなければ、土、日にお伺いしてちょこっと出来ますよ。一回で治るとかそんなものではないですが、温めるだけでも気持ちいいと思います。

私も昔腰痛治療でよくやってもらいました。

私は資格を持ってませんが、家庭療法なので、妻も私もよく子供にやっていました。気持ちいいので、寝る前にせがまれたりもしてました。最近は全然やってなかったですが。

試しに一度どうですか? 別に入会とか販売とか購入とか一切必要ないですから安心してください。

そんなに長い時間はできませんけど。今度の土曜は何時でも大丈夫です。

でも、これ以上いろんなこと増やしたくないと思いますので、無理はしないでください。ただ、植物の力の一つだなと思ったので」





「島野先生にもお腹の痛みは以前から相談しているのですが、わからないそうです(-。-;

先生も万能と言うわけではありません^^;

唐胡麻と彼岸根というものを使った手当で胸水や腹水がとれるらしいです。

近所の漢方薬局でネットと変わらない値段で買えるので明日の午前中に入荷されるらしいので買いに行こうと思っています。



ケンタさんさえ良ければテルミーお願いします!

僕もビワ温灸器と言うもので手当をしています!



ところでフユさんの症状は佐村河内守さんという耳の聞こえない作曲家の方のそれと似ていますね!

耳が聞こえないと耳鳴りが酷いらしく起き上がれないらしいです。

薬を15種類飲んでいますが副作用が強く杖なしでは歩けないほどでした。

週の半分は薬抜きの為に悶絶うっていますが、奥さんのサポートなしでは・・・・・・。そんなことを考えながらフユさんのことを思うと自分は恵まれ過ぎています。

先ほど妻と長女にもお祈りをお願いしました!

忘れっぽい人達なので当てには出来ませんがフユさんのことをよくわからない今の僕にはこのくらいしか出来ませんが精一杯祈らせて頂きます!



18日ですが11時なら洗濯も終わっているらしいのでOKです!」








5月9日。


鉄さんからの返事は昨日の夜遅い時間だったので、私がメッセージに気づいたのはこの日の朝だった。


奥さんや娘さんにまでフユさんへの祈りを求めてたなんて、涙が出そうだ。


でも、18日まで待つことはできない。中旬が危ないというのだ。18日のヒーリング会まで鉄さんが元気でいられるかどうかわからない。とにかく彼のためになにかしたい。祈りしかできないと思っていたが、テルミーならできる。


そこで、再度今度の土曜日の訪問を提案した。





「なるほど、漢方が効けばいいですね。

テルミーですが、11日の土曜日なら午後二時以降にお伺いできますよ。

いかがですか?



フユさんと同じような症状の方がいましたか。

きっとフユさんへの祈りは巡りめぐって鉄さんに還ってくることでしょう。

みんな元気になっていいことだらけですね。



18日は11時過ぎにお伺いします。あまり早すぎるとホカ弁も冷めますしね」





「僕はいつでも大丈夫なのですが、

せっかくのお休みの日を僕の為に2週も時間をとらせてしまうのはとても悪いですよ。

18日に体験的に出来ないでしょうか?



お弁当ですが、聖蹟桜ヶ丘の京王B館1Fにいろいろとあると思いますよ!

駅から川崎街道を東に少し行くと北側にオリジン弁当もあります!

僕達も何か買って食べます(^^)」





彼は気を使ってるんだろうか。でも、嫌だとか勘弁してとか言われない限り、なんとしても彼のもとに行きたい。結果的に役に立たないかもしれないが、何もせずに黙って18日を待つのは嫌だった。いや、恐かったのかもしれない。私はあきらめずにプッシュし続けた。





「18日だとほとんど何もできないと思います。

11日の午後なんですが、妻は長男の授業参観なので、午前中に買い物や図書館に行く予定です。ですから、午後は問題ないです。夕方には帰りますし、鉄さんさえ良ければ問題ないですよ。



18日はオリジン弁当買っていきますね」





鉄さんからの返事を待っていると、ランランさんからメッセージが来た。


ヘミシンクのCDを二つ鉄さんにプレゼントしようと思ってるそうで、持ってなければ私の分もコピーします、とのこと。妻に確認するとウチにあるものだったので、感謝の気持ちだけ伝えて、すぐに鉄さんに確認メッセージを送った。





「『チャクラ・ジャーニー』と『ザ・リターン』持ってますか?

持ってなければ、ランランさんがコピーして渡したいそうです」





「ランランさんから先程メッセがありました!

コピーしてくださるそうです(^^)

ありがとうございます!」





鉄さんからの返事の前に、ランランさんからは既に鉄さんには確認済みだと返事が来ていた。てっきりまだ確認してないものと思い込んでいて余計なメッセージのやりとりをしてしまった。早とちりはいつになっても直らない。


それから、またテルミーの訪問日の話題に戻した。





「ところで、11日はどうします?」





「ケンタさんさえ良ければお願いしますm(_ _)m


今日は少し凹んでいて妻にも愚痴を言ってしまいました(-。-;

僕はケンタさんに会うのが楽しみなんです。

ワガママをお許しくださいm(_ _)m」





それは違う。私が強引に持ちかけた話で彼のわがままではない。なんにせよ、本当に嬉しい限りだ。ただ遠慮してただけだとわかって。私だって鉄さんに会うのはいつだって楽しみだ。彼とは気も合うし、音楽など共通の話題も多いからだ。





「じゃぁ、二時過ぎになると思いますが、お伺いしますね。

ちなみに、私が行ける時に、行きたいから行くんで、鉄さんのわがままではないですよ。

タイミングがあっただけです。では楽しみにしてますね」





今度はカイトさんにメッセージを送った。





「今度の土曜日の午後、鉄さんとこに行きます。

どうも腹水や胸水がたまってるようです。

やせてきてるのに体重が変わらないそうです。



カイトさんは厳しいですよね。

ただ、もし、空いてたら一緒にどうかと思いまして」





「ケンタさん、メッセージ本当にありがとうございます!

鉄さんの腹水や胸水が、一切無くなり最高最善の状態であるように、さらに強い祈りを送ります。


土曜日は連休明けの休日出勤でどうしても行くことが出来ませんが、俺の気持ちはケンタさんと共に鉄さんの所へと行ってます。土曜日の午後はケンタさんの横にいるつもりで、鉄さんの胸や腹に向けて強い祈りを送ります」





カイトさんは18日のヒーリング会には奥さんの検診で来れない。奥さんが身重だから厳しいかもしれないが、その前の週ならと思ったのだ。でも、仕事じゃ仕方ない。ただ、カイトさんに祈ってもらえるのは心強い。


本当は他の人にも鉄さんの状態を伝えてさらに祈って欲しかったが、そんな日記はもう書きたくても書けなかった。


それから姉に電話した。





「友達がガンで腹水がたまってるみたいなんだけど、テルミーで腹水がとれるって言ってたよね」





「できないことはないけど、10日くらい続けて毎日じっくりやらないと難しいよ」





そうなんだ・・・・・・ちょっと考えが甘かった。仕事があると毎日は厳しい。夜は鉄さんの家族もいるし、さすがに断られるだろう。しかも私はここ数年テルミーの道具を触ってもいない。ちゃんとできるかどうかってとこだ。ちょこっとやったぐらいじゃ気休めにしかならないだろう。それでも鉄さんのためにできるだけのことはしたかった。とりあえず二日後だ。私は器具をクローゼットから取りだし、準備を始めた。








5月11日。


2時ちょうどにいつもの公園の駐車場に着いた。施術道具一式が入った袋を持って鉄さんちに向かう。


ピンポーン。


インターフォンの向こうから、はぁい、という声がして、ドアが開いた。


「ケンタさんだ」


次女のまいちゃんが声をあげる。


まだ幼稚園の女の子。すっかり顔と名前を覚えられたようだ。


「こんにちは」


奥さんとまいちゃんに挨拶して中へ入る。


鉄さんはいつもの定位置である、ソファの角に座っていた。


私の顔を見るなり鉄さんは、すみません、と申し訳なさそうにいった。





「いえいえ、久し振りでちゃんとできるかわかりませんから、今日はお試しって感じで。しかし、腹水がたまってるとか実感はあるんですか?」





「いや、まだそこまではないんですけど、あまり食べてなくて確実にやせてるのに、体重が変らないんで、そうじゃないかと──」





「そうですか」





「腹水を取るっていう治療法が昔からあるみたいで、唐胡麻と彼岸根をすりつぶして足の裏に貼るんですよ。それを近所の薬局で買った時、そこの薬剤師さんと話したんですけど、漢方薬にもそういった作用の薬はあるらしいんです。それで、ちょっといろいろ聞かれて、軽く診察してもらって、私に合う漢方を選んで見積を出してもらいました」





「漢方は病名じゃなくてその人の状態をみて処方するのが本来なんで、難しいんですが、的確に処方できれば結構劇的に効くことはありますよ。私は昔漢方薬メーカーにいたことあるんで、多少は知ってます。ただ、なかなか1回でそういう処方できる人はいないんで、様子見て処方を変えたりすることが多いようですね」





「ケンタさん漢方薬メーカーにいたんですか」





「若い頃、4年ほどしかいませんでしたけどね」





「でも、さすが詳しいですね。その薬剤師はわりと若いんですけど、かなり勉強してるようで、僕が飲んでる青汁を持ってきてって言われて次の日持ってったら、その中に気分を抑圧する作用の生薬が入ってるので、やめた方がいいと言われたんです。実は最近気分が落ち込んでたんですが、よく考えたら新しい青汁を飲み始めてからなんですよ。で、前のやつにはその生薬は入ってないんですよ」





「ほう、その薬剤師は信用できそうですね」





「だから、漢方薬も飲もうかと思うんですけど、量をどれくらいで注文しようかと悩んでるんですよ」





「漢方は薬なんで、うまい、まずいじゃないんですが、飲みやすいかどうかは判定基準になります。自分にあっていれば他の人が苦いと感じても飲みやすかったりしますね。だから、とりあえず三日分とか1週間分とかで処方してもらえるなら、それで試してみた方がいいと思います。効果みるなら2週間分ってとこですかね」





「なるほど、とりあえず三日分とかできるか、ちょっと聞いてみますよ」





「しかし、青汁はどうして変えたんですか?」





「いや、これが、勝手に新製品だと送ってきたんですよ、桜田さんが。お金は払わなきゃいけないんですけど」





「なんですか、それ。普通確認してからか、試供品送ってからでしょ」





「ですよねぇ。今までも桜田さんから買ってましたけど、おかげで気分は落ち込むし、いやになっちゃいました。しかも、この件とは関係なく、前回訪問時の話でプルトップさんから連絡がきて、『桜田さんは話が上手くないないから誤解してる。いい人なんで、もう一度お伺いして誤解を解きたい』って言ってくるし。こっちはもう話聞きたくないのに、急にやって来るんじゃないかと、それが今一番のストレスです」





「はっきり断ったらいいんじゃないですか?」





「断ってるんですよ。でも、しつこくメールが来るんです。最近は返事もしてませんけど」





「なら、もう来ないでしょ。気にしないことです。忘れましょう。大丈夫ですよ」





わたしにはわかる、とかいってる霊能者でも、相手の気持ちや考えがいつもわかるとは限らない。


霊能者の言葉だからって盲信することはない。神でもない限り、なんでもわかる人間などいないのだ。人に見えないものが見え、聞こえない声が聞こえることと、正しい言動ができることはあまり関係ない。


ちなみに、非物質存在の話でも同じだ。受け取る人間側の問題かもしれないが、やはり間違ってる場合もある。いろんな方のガイド拝見の記事を読んできたが、クライアントに確認して常に100%当ててるケースはあまり見られない。


どっちにしても参考程度にとどめるべきだ。


お茶を飲みながらラーメンやソーセージ、カレーなどの食べ物の話や、他にもいろんな話をしてお互い楽しい時間を過ごしていたが、気づくともう三時前だった。





「もうこんな時間だ。じゃぁ、そろそろやりましょうか」





「そうですね」私の言葉に、鉄さんは布団の敷かれた隣の部屋をちらっと見た。「じゃぁ、そっちの部屋でお願いします」





奥さんと私が両側から支えながらゆっくり移動し、布団に鉄さんを横たわらせた。





テルミーとは、医者で鍼灸師でもあった伊藤博士が、1920年頃に完成させた温熱療法で、正式にはイトオテルミー療法という。薬草をブレンドした鉛筆より若干細い大きさの線香に火をつけ、万年筆大の太さの金属製の筒に入れて体にこするように熱を入れていくものだ。


二本の筒を使うので、初心者は強く握りすぎて疲れたり、弱い火でしか施術できなかったりする。とにかく練習が必要だ。


私も久し振りだったので、最初はあまり線香の火を強くできなかった。


ろうそくに火をつけ、二本の線香をあぶり、1センチほど赤くする。それでも煙は結構出る。換気扇を回してもらっていたが、なんと火災報知器が反応してサイレンが鳴り出した。


ブーブーブーブー。かなり大きな音。





「うわっ、どうしよう」私は慌てた。





「それ外してください」鉄さんが天井を指差す。





そこへ手を伸ばし、丸い部分を回して外すと音は消えた。





私は冷や汗をかきながら奥さんに弁解した。「すみません。ウチでは鳴ったことなかったんで大丈夫だと思ったんですが」





施術は本来足裏から上までずっと上がっていくのだが、お試しなので、足裏のあと、背中とお腹くらいしかやらなかった。でも結果的にそれで良かった。


火が弱いせいもあり、熱を入れるのに時間がかかり、あっという間に5時になっていた。全身やったわけじゃないので、二時間もやっていたとは思わなかった。


もし、足までやっていたら、一番痛いという腰に時間を割けなかっただろう。
ちなみに、この時は腹水がたまってるのかどうか、外からではよくわからなかった。





「本当は最初から長時間やると好転反応が強く出たりするんで、いけないんですが、弱い火だったんで大丈夫だと思います。どうでしたか?」





「いやぁ、温かくてメッチャ気持ち良かったです。まだまだずっとやってもらいたいくらいですよ」





「煙や匂いは気になりませんでした?」





「僕は全然大丈夫ですよ。なっちゃんは?」





「わたしも嫌いじゃないです」





「そうですか。じゃぁ、次回はもう少し短時間で強い火でやるようにしますね。ようやく体が思い出してきました」





ちなみに、テルミーの道具には、素人でもわりと簡単にできるスコープという器具もある。それは5本の線香を鏡のついた陶器のケースにセットしてかざしながら動かすものだ。


今回事前に体を温めるのにそれも使ったので、それだけ簡単に説明して、もし、良かったら使ってください、といって線香とともに置いていくことにした。


二本の管の方は洗ってヤニを落とす必要があるし、素人がいきなり使うのは無理なので持って帰る。





「ありがとうございました」





頭を下げる鉄さんに「また来週来ますね」と笑顔でいった。





玄関にいくと、まいちゃんもやってきて手を振る。「バイバイ」





「バイバイ」私も手をふりかえし、顔をあげて奥さんにいった。「では失礼します」





「ありがとうございました。気を付けて」





あんな小さなかわいい子がいるんだ。元気になってもらわないと。そう思いながら家に帰った。





夕食のあと、家でTVを見ていたら、カレーの話が出てきた。


タイカレーの缶詰は化学調味料無添加で美味しいですよ、と鉄さんに今日話をしたばかりだった。ラーメン好きの鉄さんだが、カレーも大好きだそうだ。


TVではストレスに効くという話だっだので、すぐにメッセージを送った。





「ストレス数値の高いバスの運転手に、カレー1日1回と読書5分を三日続けるとストレス数値がマイナスになるという実験結果をさっきTVで見ました。

読書は漫画でもよく、没頭できればいいそうです。

もしかして見たかもしれませんが、カレーとストレス、ちょっとシンクロだと思いまして」





「え~、やっぱりカレーは良いんですね(^^)

しかし凄いシンクロですね!

試してみます(^O^)/」





このあと、鉄さんはミクシィに私がテルミーしてる写真をアップして、「気持ち良かった」とつぶやいていた。奥さんに写真を撮ってもらっていたのは知っていたが、まさかアップするとは。ちょっと恥ずかしかったが、その後調子良かったということだと思うと嬉しかった。





15回目に鉄さんに会った一日はこうして終わった。


あとは来週のヒーリング会まで元気でいられれば少し安心だ。


なんとか無事に中旬を乗り切れることを願っていた。








スピリチュアル体験記 64 初めてのサイボーグ

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2012年11月4日に書いた日記です。







昨日は、中山さんの講演会に行ってきました。



最近いろんないい事やシンクロがあって、書きたいことはたくさんあるんですが、とりあえず、昨日の話を簡単に書きます。



講演会の前に、仲良しのマイミクさんといっぱい話をして、それから初めて会うマイミクさんや久しぶりに会うマイミクさんや知り合いにいっぱい会って、嬉しい気持ちでせつこさんのクリボウ聞いて、中山さんの話を聞きました。



いっぱいメモしましたが、講演会の内容は、今度時間のある時にまとめます。





とりあえず、大事なことを一つだけ書きます。



問題と解決はセットです。ですから、必ず解決できます。



ただし、問題が出来た時と同じ心のあり方や考え方ではいつまでも解決できません。



一つ上の意識、心、考え方をしてクリアして、成長していきましょう。





そのあとの懇親会のお茶会がまた楽しかったです。





まずは真面目な話から。



麻の実は健康にはいいですが、ガンに効くのは花の方なので、カリフォルニアとかインドとかに行くしか今のところないですね。
(※今はコロラド州とかウルグアイとかもいいかもしれません)


他にも、多発性硬化症の方が、大麻一服で普通の体に戻るそうですから、医療用大麻だけは早く解禁させたいです。



土地があって大麻栽培免許を考えてる人は、中山さんがサポートしてくれます。



とりあえず、11/14行政裁判のあと、5時から免許取得の勉強会があるそうです。





さて、あとは宇宙の話です。



いろんなルーツの人達が参加してました。



宇宙連合の人、銀河連盟の司令官、現場責任者、地底人、天使、レムリア人、巨人族、小人の神様、マヤの神官、アーティスト、宇宙お笑い、宇宙忍者、宇宙変態、金星人、シリウス、プレアデス、オリオンetc.



以前、中山さんは会う度に違う事を言うという話マイミクさんから聞いていましたが、確かにそんなところはあります。



でも、同じ場合もあるし、今回も宇宙忍者で刺客だと言われた方は、趣味が武器でしたし、アーティストと言われた方は、実際本の挿絵を書くような方でしたし、金星の記憶を持つお子さんの写真見て、金星から来てるって言ってましたし、信憑性は結構あると思います。



ただ、ガイド拝見などでも、軽く見た時とじっくり見なおした時では、まるの日さんも間違ったりしたことありましたし、他の方でも100%当てる人はいないようです。



だから、中山さんもささっと感じたことを言ってるんでしょう。多少違っても根本や傾向は同じなんだと思います。



縁のあるわかる人に会ってるだけで、全ての人のルーツがわかるわけではないと言ってましたね。



ちなみに、私はまた中山さんのおもちゃにされてしまいました。



また、そのまんまでスタートレックに乗れると言われました。

やっぱり過去世はないと。



でも、同じだったのはそこまで。



私はいくつか宇宙を経由して、最終的に金星で完成したサイボーグで、そのまま地球に来たそうです。

ただ、いろんなエキスを集めて出来てると。7割サイボーグとも言われましたが、どういうことかさっぱりわかりません。



ハイブリッドというのは混血のことなので、例えばシリウス、オリオン、プレアデスを経由して来ると、そのハイブリッドというわけです。



最初会った時は、ケンタウルスとアルクトゥルスとゼータリチクルのハイブリッドで、自然に生まれたって言われたんですが、今度はサイボーグですか。



なんでも、珍しい自分を地球に見せに来たのだと。別に使命はないみたいです。



この日はオレンジ色の服を着てたんですが、その色だけでも目立つけど、もっと奇抜な格好をしてもいいと。



いや、そんなのは学生時代で終わってるんですが。

確かに大学の頃は鋲がたくさん付いた服とか変わった格好をしてた時もありましたし、中学までは結構目立ってましたが、大人になってからは大人しいもんです。



ただ、オレンジの服は二つほど持っていて結構好きで着てますが、最近第二チャクラが弱ってると言われたので、その対策として着たつもりだったんです。



そしたら、



「あなたはチャクラなんか関係ないから」



って。サイボーグだからだそうです。



そのあと、全然別の話になって、会陰の第一チャクラの話を聞いていたら、急にこっちを振り向いて、



「あなたには無いからね」



って。



「えぇ~、熱心に聞いてたのに」



「いや、人間はこういうものだと勉強するのはいいことだよ」



って。いや、今はどう見ても普通の人間なんですけど。



完全に遊ばれてるような気がします。



とにかく珍しいのには変わりはないようです。最初会ったあとに宇宙連合に報告済みだとか。



本当ですかね。



でも、本音で語るのが大事だと講演では言ってました。



だから、ウソは言ってないと思います。でもジョークなのかもしれません。



講演でも、笑いは必要だと言ってましたから、結局ジョークなのか本当なのかよくわかりません。



まぁ自分で確認できないので、話半分で聞いた方が良さそうですね。







とにかく、自分が無我夢中になれることをする。自分らしく生きるのが大事で、過去の後悔や未来に不安を持たず、今を生きるのが大事だと、講演でも言われてました。




だから、過去やルーツの話は面白いですが、それに囚われずに、好きなこと興味あることを追求していきます。








※中山さんもみんなが喜ぶから言ってますが、どこ出身とかよりも、どういう役割かが重要で、それを伝えてるそうです。

ソウルメイトの共通の過去世

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以前、ハイジさんとケイさんとプチ新年会をやった時、ケイさんはハイジさんから背中に大きな羽があると言われていました。
天使のような立派な羽です。


そこで、私は過去に二人の人から言われたことを聞きました。

「私も背中に羽があるって言われたことがあるんですけど。ありますか? メッチャ小さいらしいですけど」

「ありますよ。小さいのが」

ジェスチャーによると剣のような細い形のようで、ハチドリのように高速で羽ばたいてるそうです。

見えた形が同じかどうかわかりませんが、小さいというのは全員同じです。たぶん前からだと隠れて見えないくらいじゃないかと思われます。

そこが、宇宙のサラブレッドと言われるケイさんとの違いですね。(彼は宇宙変態とも呼ばれてますが、あちこちの星を覗きまくってきたからだとか)


こういう自分が見えないものの場合、一人から言われても、半信半疑ですが、複数の人から言われると、そうなのかもって気になります。

サイボーグやケンタウルスもそうですけど、4つ足だとか機械だとか言われても、そんな馬鹿なってなりますよね。

私も半分冗談だと思ってましたから、最初は。


過去世が見える方でも、やはり、他の人が同じものを見てるというのがわかると嬉しいようです。


ということで、ケイさんの見たハイジさんとの共通の過去世です。



。.:*☆ ハイジさんとの共通の過去世&ハイジさんの感想 ☆*:.。.


今回は物語風にしてみました


あの時からどのくらいの時間が過ぎたのでしょうか…


ハイジさんと宇宙変態Takaがこっそり覗き見してた、サイボーグKENさんの大陸での建造プログラムから更に時を経て…再びハイジさんと宇宙変態Takaは約束通り同じ時代に生を受けたのでした…


『 美しい大陸の物語 』

キラキラと輝く美しい海と綺麗なオレンジ色の夕空を、心地よい風が流れる丘の上から、若い女性と男性が草原に腰をおろし一緒に素晴らしい景色を眺めている姿が見えます…

目がパチリと大きく、優しい顔をしたスレンダーなこの女性はハイジさんのようです。
華奢な体に似合わず、そのたたずむ姿からは凛とした力強さを感じます。

髪には、ヒヒイロカネやオリハルコンを思い起こすような、白銀に光り輝く小さな飾りを着けています。
そして腕にも素敵なアクセサリーを巻いています。
卵を半分に切った様なペンダントが胸元で七色に静かに輝いていました。

古代ギリシャ風の衣装に身を包んでいる女性は、ほのかに光り輝いているようにも見えます。
それは、おそらくおお麻で作られた衣装から放たれるものなのか、女性から発するエネルギーなのかとても美しいエネルギーです。


ここは最高に美しい草原の丘…


大陸では、この丘からの眺めこそが最高に素晴らしい絶景スポットとされています。
海の景色はもとより、夜の満点の星空は見るものすべての心を掴んで離しません。
この広い大陸の中でもこの地は、気候はとても温暖で爽やかな風が流れる、とても住みやすい地と言われています。


そんな丘の中でも、更にまた一段と高くなっている場所があります。
そこの一番高い部分には自然な形を用いて作られた、小さな円形のポイントがあります。
2、3人も立てばその場所はいっぱいになってしまいます。
実際には誰もが自由に立てる場所ではなく、特別な役目を持つ人だけが立つことの許される場所なのです。


そして今夜は、女性がその円形のポイントに立つ役目の日です…


夜になり、満点の星空がいよいよ輝いてくるとその円形のポイントに女性は立ちました。
星の運行を観たり、又は色々な星の人達と繋がって情報を得ているようです。

その様子は手のひらを上に向け、両手を大きく優しく広げています。

ふと気が付くと、女性の左側の足元には深い緑色の小さな龍が、静かにうずくまっています。
女性を守り手助けをしている龍のようです。

その円形のポイントから一歩引いた所に、男性は美しくたたずむ女性を見つめながら、しゃがんで控えています。
このギリシャ彫刻によく見受ける髪型の男性が、宇宙変態Takaのようです。
濃い栗色の髪がクリンクリンとしています。


女性にとってこの男性は最も頼れる存在であり、男性にとっても女性は愛しい存在であったようです。

女性が、優しさに溢れた一礼を星空に対して行い、星の運行を見る作業が終わると、女性を守るように控えていた男性と一緒に丘の先にあるギリシャ神殿風の建物に向かいます。
この重厚な造りの建物は、どこかで見たことがあるような神殿です。
もしかしたらその昔、サイボーグKENさんが造った神殿の一つなのかもしれません…

女性が先頭になって神殿の中に入って行きます。
薄暗い神殿内をしばらく進み、奥の広い場所に出ると階段の上の方から、パワフルなエネルギーを体全体から発する堂々たる男性が待っていたかのようにヌッと現れました。
女性や男性のシンプルな服装とは正反対のごっつい派手な服装をしています。

星に繋がる全ての事を司る大臣と思われるこの男性に、女性が先程の星に関する報告を行ないます。
さほど時間もかからずに報告を恭しく終えると、女性は大臣に深々と挨拶をして広場を後にしました。
少し離れた場所に控えて女性を見つめていた男性も階段上に見えるパワフルな大臣に一礼をして、女性の後について広場を後にします。
男性は、女性を守るのと同時に先程の大臣と女性とを繋ぐパイプ役的な仕事をしているようです。
神殿から出ると女性がこちらを振り向き、優しい微笑みを男性にかけました。
大切な星の運行を見る作業も無事に終わり女性はホッとしたようです…

街中にある、家に戻る2人の後ろ姿は将来を誓った恋人同士のようでした…


ハイジさんの共通の過去世を読んでの感想です。


ケイさん有難う御座います。
私も何箇所か同じvisionが見えてました(笑)(^_-)-☆
ギリシャ風の建物は、Ken2さんの作品(笑)ですよ
今も両手を夜空に向かい広げてます~服装や報告に行く私、見晴らしの良い丘もピッタリです。
後、円形のpointは、多次元にJUMPする場所であり、輪廻に潜るルートでもあったようです。
私達もそれぞれの役目を持っていて、離れる時が来た時にこの時代に再会出来る様に神殿の男性にお許し頂き、私達が自分達でprogrammingしてるんですよ(〃▽〃)だから、出会えたのは必然なんです。
お互いに違う人生を生き経験値をupさせ、波動が同じlevelになった時記憶の扉が開く仕組みにしてました。(笑)

まだまだこれからが本番です。来たる日にお互い本来のpowerをもって地球、日本を守る様に感じます。

あ、そだ、月から来た女性は、宇宙時代に音を紡ぎ物質(ヘンプの服とか、色々です。)に変換出来る方でした。



以上がケイさんから送られてきた過去世物語です。


私はギリシャ風の神殿を造ってたそうですが、全く覚えはありません。

今はどこにも存在してない建物でしょうが、見てみたいものです。


実は今日、ライブとビジョン という記事に書いた歌手のクレアさんから、ケイさんの見たビジョンに対する感想をいただいんですが、とても彼女の心に響くものだったらしく、非常に感激して感謝されてました。

まさに彼女の過去と今を表していたそうで、とても勇気の出るメッセージだったようです。

あらためてケイさん凄いなと思ったんですが、ちょうど、今日この記事をあげる予定だったんで、タイミングの良さにもビックリしました。

半月ほど前の話ですが、その時の続きの話ですからね。


ハイジさんはケイさんを見た時、ツインだ、と思ったそうですが、話聞くとツインがいっぱいいるようでしたので、一般的にはソウルメイトかなと、とりあえず、そう書きましたが、ツインソウルなのかもしれません。


しかし、「袖振り合うのも他生の縁」と言いますが、古い縁があったんですね。


ちなみに、月から来た女性とは「みんなの広場」のせつこさんだと思われます。

最近、「うさぎのせつこ」と呼ばれてたりしますが、うさぎ年だからだと思ってましたが、月のうさぎだったんでしょうか?

セーラームーンだったりして。・・・・・・古いか。

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夢見の技法

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2012年11月19日に書いた本の感想日記です。




 




「夢見の技法」という、カスタネダの本を最近読みました。



夢を通じて別世界へ行く話が書かれていましたが、やはり集中力が大事ですね。



訓練として、あるものを集中して見るというものがありました。



それによって、リアルな夢を見れるようになったり、夢の中で変身した存在の実態を見破ったりできるようになります。



夢の中で夢と気づく訓練のあと、夢の中で非有機体の存在と接触するのですが、これは結構危険な話でした。



呪術師(いわゆるシャーマン)の中には、その非有機体存在の与える永遠の命や至福感と引換に、この世に戻ってこれなくなったものや、そこから逃げ出し、現実世界の呪術師からエネルギーをもらいながら何百年も生き続けている者もいました。



非有機体の存在は別次元の存在です。人間のエネルギーを欲しています。



変身して人間を騙すこともします。



ですから、安易に相手に判断を委ねたり、エネルギーを全部与えるようなことをすると戻って来れなくなります。



ただ、嘘はつけないそうですし、人間の感情のエネルギーは脅威でもあるようです。



まぁ、普通に夢を見るだけではそんな目には遭いませんけど。



修行して非物質体験するのには危険を伴うこともある、ということを改めて考えさせられた本でした。



でも、アファメーションや意図が大事だということも書かれていました。



恐れは手放す必要がありますので、恐れる必要はないですが、ヘミや非物質体験する時、リーボール張ってアファするのはとても大切なことですから、忘れないようにしましょう。



でも、防御壁は敵を作りますから、愛のリーボール作って、自分に不要なものは素通りするってのがいいと思いますが。




 




 




※カスタネダの本はシリーズなので、いきなりこの本だと難しいかもとそらさんに以前言われました。どうも中盤あたりの本らしいです。参考までに。




君といつまでも 29

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5月13日。

山王さんに宇宙塾の日程についてのメールを5月5日に出していたが、返事が来なかったので、再度メールした。




「山王さん、極楽様です。

5/5に次のようなメールを出しましたが、

『宇宙塾の日程ですが、今後のご予定の方がわかりましたら、早めに教えてください。

できればご希望の日にちと時間が、第二候補くらいまであればありがたいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします』

5/19に聖子さんのみんなの広場に参加しますので、その前後か合間に打ち合わせさせていただければ、と思います。

それで、12:30~16:30までとなっていますが、もし可能なら、その前後いずれかに30分~1時間くらい時間を取れませんでしょうか?

実は会場のある聖蹟桜ヶ丘駅から車で5分~10分の場所に鉄さんが住んでいます。

鉄さんは去年二回ほど山王さんの講演会や懇親会に参加した方で、3月16日の第0回宇宙塾にも参加してました。

10万人に1人という特殊な癌を現代医療に頼らずに一度克服し、その後再発して末期まで行ったあと再度克服したんですが、また再発して3月末から自宅療養中です。未だに抗がん剤治療は行っていません。

4月初旬に、あまりの苦しみに、もうダメだ、死んだ方がマシ、と思った時もあったようですが、今はだいぶ良くなってはいます。

それで、私は車で会場に行くので、その前か後にちょこっと鉄さんの家に顔を出すつもりなんですが、山王さんも一緒に行っていただけないかと思いまして。

そういえば、彼から先日私のミクシィの日記(龍馬や晋作関連の)に宇宙塾についてのコメントをいただいていたので、ご紹介します。

『宇宙塾が現代の五月塾(佐久間象山)や松下村塾のようになったら良いですね。それにはしっかりとした思想が必要ですが、未来を見据えたしっかりとした策を山王さんにヒントをもらいながら皆で考えられたら良いなと今日思いました(^^)』

それに対して宇宙のサラブレッドまたは宇宙変態と山王さんに言われたカイトさんは、こうコメントしてました。

『なるほど~! 宇宙塾は現代の松下村塾であり、山王さんは松陰先生、そこで学ぶ我々は晋作や玄瑞、俊輔や九一らのような塾生として、山王さんからのお話しを色々と聞きながら未来思考的に考えていくというスタンスはとっても面白いし素晴らしいと思いました』

鉄さんのところへ少しの時間でも山王さんが顔を出せば、きっと喜ぶし元気になると思うのです。

ぜひ、ご検討ください。よろしくお願いします」




山王さんは忙しいので、メールしても返事が来るのは早くても1週間後だったりする。でも、近々みんなの広場で講演があると知り、それなら直接聞いた方が早いと思い、12日に申し込んでいた。

鉄さんちは近いし、お見舞いくらいの時間はあるんじゃないかと思ったのだ。







5月15日。

珍しく二日後に山王さんから返事が来ていた。




「極楽様です。

只今丁度、宇宙塾日程を調整しておりました。

遅くなって、お手数をお掛け致します。

6月14日(金)、8月2日(金)、8月4日(日)、が空いています。

もしかしたら、6月21日(金)も大丈夫かもしれませんが、5月19日にはハッキリ致します。

宇宙塾の日程延期は、結果的にベストなタイミングでした。今度、お会いした時に詳しくお話し致します。

鉄さん宅訪問の件について、当日時間が取れるとしたら、会が終了してからの時間となります。

ただ、今回は丸井弁護士と一緒でその後の予定も入っているので、今のところなんとも言えませんが、出来る限り時間調整してみますね。

前日には明確になると思いますので、電話連絡させて頂きます。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます」




これは朗報だ。確定ではないが、すぐに鉄さんにメッセージを送る。




「体調の方はどうですか?

今度の日曜日、山王さんが聖蹟桜ヶ丘に来ます。なかなか宇宙塾の打ち合わせができないので、メールしてようやく今日返事が来ました。

その日に打ち合わせをすることになりましたが、講演と懇親会が終わるのが16:30です。

そのあと、鉄さんさえよければ、短時間ですが、山王さんを御宅にお連れできそうです。

山王さんはその後予定があるので顔を出すくらいですし、もしかしたら時間の関係で行けないかもしれませんが。

いかがですか?

予定があったり、迷惑ならそう言ってください。気を悪くすることはありませんから」




鉄さんからはお昼頃に返事がきた。




「えーーーー!

本当ですか!!!!

信じられません!

その日は14時から友人がお見舞いに来てくれることになっていますが、大丈夫です(^^)

でも本当に良いのでしょうか?」




喜んでくれて良かった。詳細と追加情報を伝える。




「前日に山王さんから電話が来ることになってます。

もしかしたら鉄さんのヒーリング会の最中かもしれません。

そこで、山王さんの予定がはっきりして行けるかどうかわかります。

あと、桃の種入手しました。土曜日持っていきますね。

背中と胸につけると効果が高いそうです」




夜になって、ようやくメッセージが返ってきた。




「いろいろとありがとうございます。

今日は一日中胸が苦しく咳が止まらなくて疲れました(-。-;

例の漢方を煎じてもらって飲み始めたところです。

ロキソニンも飲んだのですが今は全く咳が出なくなりましたよ!

漢方の効果だと嬉しいのですけど^^;

土曜日が待ち遠しいです!

早く皆に会いたいと妻も言っています(^^)」




昼間は咳で苦しかったのか。でも、薬が効いたようで良かった。




「漢方はぴたりと合えば即効性のある薬もあります。飲みやすかったなら合ってるのかもしれませんね。とにかく咳が止まってよかったです。

ではおやすみなさい」







5月16日。

朝、鉄さんから返事が来ていた。




「おかげ様でグッスリ眠れました!

ロキソニンの効果かもしれませんが^^;」




ぐっすり眠れたなんて嬉しい限りだ。安心したが、特に伝えることもないので、返事は書かなかった。

夜になると、携帯が鳴った。カイトさんからの電話だ。




「ケンタさん、今大丈夫っすか」




「いいですよ。どうしました?」




「実は今度の日曜日、山王さんの講演会に参加できることになりました」




「本当ですか。いやぁ嬉しいです」




「終わったらすぐに帰らなきゃいけないんですが、朝は早く出れるんで、もしよかったら、講演前に会えないかと──」




「全然大丈夫ですよ。何時頃に来れます?」




「10時はどうでしょうか?」




「わかりました。じゃぁ、聖蹟のいつも場所で。それで、講演の前に鉄さんとこに行きませんか?」




「わぁ、嬉しいっす。実はそう出来たらいいなと思ってたんっすよ。よろしくお願いします」




「了解です」







5月17日。

鉄さんにケイさんの件を朝報告する。




「山王さんをお連れするとしたら夕方ですが、カイトさんが午前中早めに来ることになったので、よろしければカイトさんをまず午前中にお連れしますよ。

何時以降ならいいか教えてください。

12時半から講演会なので、12時には帰ります」




お昼になって返事がかえってきた。




「カイトさんは聖蹟に何時頃到着するのでしょうか?

午前中だと家の中がスッチャカメッチャカですがそれでも良ければ(^^)/

しかし体調がかなり悪化しています。

せっかく来て頂いても話が出来ないかもしれません(-。-;

昨日痛み止めをもらいに近所の医者に行ったら『もうすぐ死ぬよ』と言われました。

ショックと言うよりなるほどと言った感じです。

参りました」




二日前までとは明らかに違う。相当悪化してる感じだ。私は悩んだが、今まで黙っていたことを伝えることにした。そうすれば、今日の夜テルミーに行くことをすんなり受け入れてくれるんじゃないかと思ったのだ。なんとか役に立ちたかった。




「カイトさんは10時頃に聖蹟に来る予定です。

ですから、11時頃はいかがでしょうか?

体調も明日のヒーリング会の次の日なので回復してるかもしれませんよ。

実は4月末にヨナさんと電話で話しました。

その時のことを少しは鉄さんに伝えてはいましたが、言ってないことがありました。

5月の中旬が危ない時期だということです。

それを伝えてしまったら、自己暗示で悪くなってしまう可能性があったので言わなかったのです。ちなみに誰にも言ってません。

それで、ランランさんになるべく早くヒーリング会を決めてもらうよう頼みました。

18日になりましたが、それまでが心配だったので、先週テルミー持参でお伺いしたんです。

最近全然やってなかったのでまともにやれるかわからなかったんですが、思った以上に上手くできました。

もし、鉄さんさえ構わなければ、今晩や、土曜・日曜の朝でもテルミーさせていただきますよ。今度は本格的にやりますから。

もし、迷惑でなければ今日の夜、桃の種とテルミーグッズを持ってお伺いします」




だが、夕方6時の退社時刻になっても鉄さんからの返事はなかった。

とりあえず、急いで家に向かう。

いつもなら金曜の夕方は大渋滞してるのだが、この日は比較的スムーズに家の近くまで来れた。

車の中からイヤフォンマイクで鉄さんに電話する。




「もしもし、ケンタですけど、今いいですか?」




「ゴホン、・・・・・・はい」消え入りそうな声。




「もし良かったら、これからお伺いしてテルミーできますけど。8時くらいにはいけますよ」





悪い・・・・・・ですから・・・・・・いいですよ、ゴホン、ゴホッ」




「遠慮は無用ですよ。明日は休みですし」




いま・・・・・・処置してますから・・・・・・今日は・・・・・・大丈夫です




「じゃぁ、桃の種だけでも持っていきますよ」




明日で・・・・・・いいですよ・・・・・・ゴホッ」




「ポストに入れておくだけにしときますから」




ゴホン・・・・・・お気持ちだけで・・・・・・十分ですから




「・・・・・・そうですか。じゃぁ、明日桃ジュースとかも持っていきますね。ジュースもいいらしいんで」




すみません・・・・・・ゴホン・・・・・・では明日




今まで感じたことのない違和感。鉄さんがかなり弱ってるのは間違いないが、それだけじゃなく、彼との距離を遠く感じる。遠慮ではなく拒絶されてるかのよう。

もはや無理に行くことなど出来ない。どういうことだ?

鉄さんはいろんな治療をしてる。だから、夜はかえって迷惑なのかもしれない。そう思ったりもした。

私は不安な気持ちのまま、スーパーへ行き、桃100%ジュースを探した。桃の種だけでなくジュースも効果的、という話を読んだばかりだったのだ。でも、3店舗ほど回ったが、なかなか桃ジュース自体置いてなかった。

ようやく30%のネクターと輸入モノを見つけて買って家に帰る。

それからもしかしたら、カイトさんに電話したかもしれない。鉄さんの様子がおかしい、と。でも、よく覚えていない。

食事が終わって風呂に入ろうとしてた時、10時前だったと思う。携帯が鳴った。


ランランさんからのメールだった。




「奥さんから今電話がありました。鉄さん呼吸が苦しいらしいです。わたしはこれから遠隔に一時間入ります。みなさんお時間ございましたらご協力下さい」




なんだって? すぐにカイトさんにも連絡しなければ、と思った矢先、キリンさんからメールが来た。




「明日よろしくお願いします。

お土産とかどうされますか?

よかったらご一緒させてください」




まだ鉄さんのことを知らないのだ。私もたった今知ったとこだし。

すぐにランランさんからの情報を伝える。

それと既にお土産は買ってあり、桃の種とジュースだいうことも。




「はい、今、ヒーリング始めました。

素敵なお土産ですね」




との返事。今度こそカイトさんにメールする。こちらもすぐに返事がきた。




「わかりました!

鉄さんの呼吸が楽になるよう祈ります」




それから、妻や子供達にも祈りをお願いし、部屋の中で一人になって必死に祈った。

1時間くらい経ったが、その後メールは誰からも来なかった。

もう11時だ。よっぽどのことがない限りもう連絡はないだろう。

安心はできなかったが、風呂に入って祈り、また寝ながら祈った。




この時は、心に余裕がなく、自分のしたことが間違っていたとは思っていなかった。

あとから考えると、やはり、中旬が危ないだなんて伝えるべきではなかった。

私は、医者の「もうすぐ死ぬよ」発言に、追い打ちをかけたも同然だった。

ただ、次の日になるまで、その失敗に気づくことはなかった。




この日の夜、予想以上に深刻な事態が起きていたことも、当然知らないままだった。



 





 



 







アナスタシア第三巻「愛の空間」

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アナスタシアはそろそろネタ切れじゃないのかな? と思いつつ読みましたが、全然そんなことなかったです。

やはり、アナスタシアは素晴らしいですね。



昨日読んですぐアマゾンに下記のようなレビュー書きました。





星5つでは足りない



1巻を読んだ時、これは現実の話なのか? と思った。それほど衝撃的な内容だった。

2巻も素晴らしかった。アナスタシアの幼い頃の話や、著者の出版までの話など、驚異的な話に満ちていた。

ただ、そういったファンタジーのような世界に気を取られがちだが、非常に深い智慧に満ちている本である。その意味では「ヒマラヤ聖者~」の話に近い。ただ、著者が現代人の代表といった感じで、疑ってかかるところは「神との対話」に似ている。

そして、待望の3巻。発売日に注文し、昨日届き、夜更かしして半分読み、今日全部読み終えた。

読んでる最中、胸のあたりが熱くなっているのに気づいた。体は何度も震え、鳥肌が立ち、涙が溢れそうになった。

それだけ素晴らしい本だった。

もちろん、驚異的な話は健在だ。アナスタシアをタイガの森から無理やり連れだそうとした人達に起きたことは尋常ではない。まるでSFだ。

病弱な女の子を言葉だけで蘇らせ、さびれた村自体を変える少女へと変身させる。

生まれた息子は熊や狼や鷲に守られながら自然に学ぶ。本来の教育とは何かをアナスタシアを見せてくれる。

こんな学校が現実にあるのかと驚かされる、生徒の自主性で運営される特殊な学校。

アナスタシアのように攻撃性・利己心・恐怖心を持たず、純粋な意図と愛の力を持って活動する人達。

確実にアナスタシの夢、いや人類の夢が実現してきているのがわかる。

このシリーズは全ての人にお勧めできる。読みやすいし、引き込まれて驚嘆し、感動するに違いない。

次作は創造についての話だという。早く読みたい。





以上です。




今読み直したら、「非常に深い智慧に満ちた内容に満ちている本」とか変な表現があったので、慌ててレビューも修正しました。







前回のお知らせでは、アマゾンの紹介でしたが、今回は、紀伊国屋の内容紹介と目次を載せます。



内容説明



アナスタシアに再会するため、そして、生まれたばかりの息子に会うため、メグレは読者からの手紙を携え、ふたたびタイガへ向かう。ある科学者のグループが、アナスタシアをつれだそうとして失敗した顛末を聞かされ、彼女はもういないと告げられるが、それでもメグレはひとり草地に向かう。途中、足を挫いて動けなくなり野犬に襲われるが、間一髪でアナスタシアに救われる。そしてついに、ふたりの息子である赤ん坊との出会いのときを迎えるが、草地に見えるのは、一頭の熊だった…。



目次




再びタイガへ


くだらんことに金は出さんぞ


招かれざる客


宇宙の音


女性ご先祖の霊


光の勢力


捕らえる


地獄を見る


言葉が運命を変えるとき


あなたの幸せを自分で創り出しなさい


われわれはいったい何者?


人間が創り上げたミュータント


新しい朝は新たな人生のはじまり


父親の役割とは何か?


魂を教えてくれる鳥


システム


幸せのビジョンを人生に


シチュティーニン先生


何に同意し、何を信じる?


チャネラーたちについて


みんなが森へ?


アナスタシア・センターについて


シャンバラを再創造しなさい


アナスタシア、きみはいったい誰?






以上。





アナスタシアを読むと田舎暮らししたくなりますが、無理に移住とかする必要はないといいます。他にもチャネラーの見分け方の説明や、1万年前の偉大な女性の霊の強力な力の話、人間の力の偉大さなど、まだまだ興味深い話がいっぱいです。

なお、今回は特に子育て、教育について詳しいです。


単なる説や理論ではなく、実例が出てきますから、今までの常識とは違っても、納得できるんではないでしょうか。





アナスタシアは自分の名前で組織が作られるのを望みません。
教祖は必要なく、 一人一人が宇宙と繋がって生きていくことを望んでいるからです。


愛とは何か、本来の人間のあり方とは何かを伝えたいだけだと思います。




シリーズをまだ読んでない方は、ぜひ、1巻から順に読むことをお勧めします。著者とアナスタシアの物語でもありますからね。


HSPと炭酸水の効果

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外は吹雪です。私の住んでるとこは一年に一回積もるかどうかって感じなんですが、記憶にないぐらい降り続けていて積もりまくってます。
たぶん、自分的に過去最高の積雪となりそうです。

明日は図書館行きたかったんですが、ちょっと無理ですね。

電話して取り置き期限の本を一日伸ばしてもらおう。


横殴りの風でポーチや階段にも雪が積もっていたんで、昼間、次男とポーチで山と雪だるま作りましたが、顔のパーツを探しに外へ出ました。


次男は長靴履いてましたが、雪が深いので、あまり意味がなく、何度か雪だまりにダイブして楽しんでました。

でも、もちろんビショビショになってすぐ帰りましたけど。

私が枝と木の実で顔を作るのも待てずに次男は家に入りました。

あとで完成した雪だるまみせましたけどね。


外は気温-1度なんですが、ウチのリビングは20度あります。エアコンも入れてないし床暖房でもありません。普通のマンションの部屋なんですけどね。


たぶん、超高強度セメント使ってる建物だからじゃないかと思います。夏もクーラーほとんど使いません。窓開ければ十分過ごせます。

梅雨時には除湿することはありますが。


まぁありがたいです。



すぐに風呂に入りましたが、次男が出たあと、41度にあげて15分浸かりました。

ヒートショックプロテイン(HSP)が体内にできて細胞の修復したりや免疫力を上げてくれるそうなので。

42度なら10分で済みますが、私には熱すぎます。40度で20分でもいいですが、普段カラスの行水なので長すぎます。

15分もきついんで、めったにやらないですが、休みの昼間なのでやりました。


本格的にやるなら週に二回がお勧めらしいです。二日後くらいが最高に働いて二日くらい効果が続くからです。



そして風呂上りにはビタミンCたっぷりの柿の葉茶と炭酸水を飲みました。

水分補給が大切ですからね。


以前書きましたが、1ヶ月ほど前から毎日、朝と晩に炭酸水を作って飲んでいます。

作るといっても、医薬品(もしくは食品)として売られている重曹とクエン酸を専用の小さじ1杯ずつコップに入れて水を注ぐだけです。(私はアルカリイオン水で作ってますが)

重曹だけでは美味しくないし、クエン酸だけではかなり酸っぱいですが、混ぜると炭酸水になってめっちゃ飲みやすくなります。

普通の水よりスッと入ります。

砂糖もハチミツも入れてません。私は美味しいと思うのですが、甘いものになれた子供にはそうでもないようです。

まぁ、私は紅茶も無糖ですし、柿の葉茶やごぼう茶飲んでて、甘くないのに慣れてるからかもしれません。

砂糖など入れたサイダーと違って体にいいのです。

重曹はガンに、クエン酸は花粉症にいいということは知ってましたが、他にもいろいろ効くようです。
血行をよくするので、お肌にもいいとか、便秘にもいいとか言われていますが、肝臓にもいいようです。

私は元々検査もしてないし、何か困ってたわけではないんで、特に効果を確認できるものはないんですが、たまたま同じ頃に始めたマイミクさんには凄い効果が出たようです。

血液検査の結果、肝機能の値は全部基準をオーバーしていてやばかったのに、これを飲み始めて1ヶ月もしないうちにすべて正常値になり、医者に驚かれたそうです。
やっぱ体にいいんですね。

私も同じ重曹使ってますが、専用スプーン付きで300円くらいです。
1ヶ月たってもまだまだたっぷりありますので、3ヶ月分くらい余裕であります。
月100円。クエン酸は倍くらいだから合計で月300円くらい。
1日10円。一杯5円ってとこですか。
安いですね。
あらためて計算してみましたが、定価で買っても1杯10円くらいじゃないかな。

肝機能を気にしてる方は一度試してみてはいかがでしょうか?


ただ、重曹もクエン酸も掃除用のものとかはやめた方がいいです。クエン酸も植物由来のものとかの、食用か薬用にしましょう。

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スピリチュアル体験記 65 1ヶ月ぶりの体脱

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2012年12月1日に書いた日記です。







前回の「半年ぶりの体脱」日記は10/21でしたから、1ヶ月以上は経ってますが、また体脱できました



体脱の先輩のWoodland Gnomeさんが、幽体の手をスリスリさせて音がしたら体脱のチャンスというので、今まで何度もやってみましたが、そもそもイメージだけで、実際にすりあわせてるのかわからないし、音なんかしないし、って感じでそのまま寝るか起きるかで終わってました。



最近このテクニックを使い始めた猫街さんは、なんかいとも簡単に体脱を繰り返してるので、「私も」と昨日も朝始めたんですが、子供たちが続々起きてきたんで、断念しました。



でも、今朝、トイレに起きて戻って時計を見ると6時くらいでした。今日は土曜だし、子供たちも早起きはしないだろうからチャンス!と思い、「体脱するぞ」と布団に戻りました。



いつものアファ「私は肉体の外にいます」「「私は体外離脱します」を繰り返しながら、幽体の手をスリスリさせます。



そのうち夢見の状態になってたのに気付いたので、改めて手をスリスリさせると、なんと音が聞こえてくるじゃありませんか



「おぉっ、聞こえてる。そうだ。音がしたら起き上がるんだった」



と体を起こします。



なんか普通に起きただけのようでしたが、上半身だけ離脱し、下半身は布団の中です。



これは体脱してる、と横の障子に頭を突っ込み、そのままその裏のガラス戸もグニューっと押してベランダに抜けました。



ベランダの物干し竿を乗り越え、塀のふちに座ります。視界が悪いので、肉体の目が開かないように、手で目をこじ開けます。



すると、しばらくして、満開の桜が見えてきました。リアルで超綺麗です



「今の時期に桜はありえないから、間違いなく現実ではないな」



と安心して飛び立とうと思った瞬間、パッとライトが消えるように目の前の桜が消えました。一瞬に枯れた感じ?



ビックリしたんで肉体に戻ってしまいました



でもすかさず起き上がり離脱。



これもマイミクさんたちがそうしてるのを読んでいたおかげです。



「おう、俺にも出来た」



と思いながら、また窓を突き抜けてベランダに出て、今度は物干しをよけて塀に登って座ります。



ただ、5階なので、もし現実だったらと飛び出すのに躊躇しますが、座ってる後ろの木の板(現実には金属の手すり)を後ろ手に握って前に体重をかけると、ビヨーンとバネのように伸びたので、間違いないと、飛び立ちました。



しかし、前回みたいに上には飛べず、下へ降下。でも、前々回みたいに地上に降りるとこまではいかず、上に見える青い空に向かおうと意図しました。



残念ながら、空には向かわず、マンション横の道路の上を水平飛行するのみ。



そこで、スーパーマンのように片腕を伸ばし、スピードを出しますが、視界が悪くなり、どこを飛んでるのかわかりません。



仰向けになったりしてると、背中にサポートを感じます。



「もしかして」



と確認すると、布団の上でスーパーマンの格好をしてます。



「なんだ、夢か」



と思って目を開けました。



でも、起きたら普通の格好で寝てました。



時計を見たら7時半。



やはり、一度寝てしまったようで、起き掛けのインダイレクト体脱ですね。

振動とか轟音とか全くなかったし。



最後夢オチみたいですが、まぁ、現実じゃないのはわかってたし、結構マイミクさん直伝のテクニックを思い出し、三つほど使ったし、少なくとも明晰夢であることは間違いないです。



でも、感覚的には体脱でしたから、どっちでもいいです。



半年ぶり、一ヶ月ぶりときたら、次は一週間かぁ?



とにかく、嬉しいです



それぞれのテクニックを教えてくれたWoodland Gnomeさん、Koomingさん、猫街さんに感謝します



今まではほとんど現実世界のコピーの近所にしか行けてませんので、次は見知らぬ場所や、思いがけない場所に行ってみたいです。



ただ、今までと違ったのは、今回寝室から直でベランダに出たとこです。前回までは一度リビングに出てからリビングの窓を抜けていたので、次は直接出るぞ、と思っていたんです。

やっぱ意図は大事ですね。

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オペラ座の夜

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なぜか突然インターネットエクスプローラー(IE)が固まりまくるようになりました。

ちなみに、家にある一番高性能のPCなんですけどね。7ですが。

昨日は我慢して何度も再起動したりしましたが、ブログでも他のサイトでもあまりに固まるので、頭に来て、ついに今日Operaに入れ替えました。

でも、IE上で直接インストールしようとしたら、「このブラウザはユーザーが少ないので不具合が出る可能性があります」とかで、削除させようとします。
しかし、そんな嫌がらせをするとはね。
結局IEが立ち上がってるとインストールできず、一度ダウンロードしてからIE消してなんとかインストールできました。

前に何度か他のPCでインストールしたことあったので、IEのお気に入りをインポートしようとしましたが、最新バージョンではその機能が無くなっていました。

ていうか、お気に入り(ブックマーク)自体がありません。

そのかわりスピードダイヤルってもんが出来ていました。

全然知らなかったんですが、ちょっと説明読んだら面白そうだったんで、使ってみました。

なかなか面白いし、簡単です。使い勝手もいいかも。

私はスマホもWIN8も使ってないのですが、なんとなくOperaの画面はそんな感じです。
そのうちどっちも使うとは思いますが、いい練習になるかも。


ということで、「オペラ座の夜」とはクイーンの名曲「ボヘミアン・ラプソディー」「マイ・ベスト・フレンド」「ラブオブ・マイ・ライフ」などが入っているアルバムの話ではなく、「オペラというブラウザを使い始めた夜」ということです。

昨日はIEで二回くらいブログ書いてる最中に固まって全部消えましたからね。
今日IEを更新したあともやはり同じ。

それに比べ、まだ使い始めたばかりですが、Operaは全く固まらないし、お勧めです。
IEで苦労してる方には特に。


ちなみに、「ラブ・オブ・マイ・ライフ」はピアノ伴奏のアルバムバージョンより、ずっとあとにシングルになったギターのライブバージョンの方が好きです。
私が中学の頃にシングルカットされ、こちらを先に聴いたからかもしれません。
だから、「スタンド・バイ・ミー」もジョン・レノンの方が好きです。ベン・E・キングより先にジョンバージョン聴いてましたから。

http://www.youtube.com/watch?v=QtqADo-D3mQ

上記は「ラブ・オブ・マイ・ライフ」ライブバージョンです。シングルになった演奏じゃないかもしれませんが、似ています。ギターの伴奏は同じ。

さすがに「ボヘミアン・ラプソディー」はライブではコーラス部分は無理なので、音源流してましたけどね。

確か20世紀の終わりにイギリスで一番好きな楽曲アンケートで一位になったのが、「ボヘミアン・ラプソディー」です。

http://www.youtube.com/watch?v=fJ9rUzIMcZQ

こちらはそのPVです。まだフレディーが長髪だった頃ですね。

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スピリチュアル体験記 66 1週間後の体脱

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2012年12月7日に書いた日記です。 




今朝また体脱しましたわーい(嬉しい顔)



前回「次は一週間後か?」って書きましたが、まさか本当にそうなるとは。



半年、一ヶ月、一週間と来ましたから、ついに壁を突破したかも。





今回、夜中にトイレ行って、布団に戻ってアファしてお手々スリスリ&パンパンをやってましたら、なんとなく音がしてる感じがしました。でも、それ以外に「ファンファンファン」って感じの警告音みたいなのが聞こえたので起きたら上半身が抜けましたので、横に転がって抜け出しました。



すると、そこは10代の頃住んでいた今は無き故郷の旧実家。その二階の部屋の二段ベッドで、ゆっくり三回転しながら落ちて床に転がりました。



今まではいつも今住んでるマンションの寝室だったので、このケースは初めてです。

ムンクさんやkoomingさんも体脱すると昔住んでた実家だったりしてますのでアリでしょう。



視界が悪いですが、そのまま階段を下に降ります。



床の間には父が寝てまして、その奥に祭壇がありました。そこには、イエス様やマリア様の像があります。



猫街さんが神棚に頭を突っ込んで快感を感じたけど、罰当たりだと日記に書いてましたので、「私ならまたやります」とコメントしたのにも関わらず、実際には私も罰当たりな気がして頭突っ込む気になりませんでした。



「言うは易し、行うは難し」ですねうまい!



そのあと、どうしようかと考えていたら、肉体に戻りました。



体脱中に迷ったら肉体に戻りやすい、と最近Woodland Gnomeさんの日記で学んでたことをあとから思い出しました。



やっぱ、事前に何をしようとかシュミレーションたイメトレしとくべきですね。



体脱できるとは思ってなかったんで、ノープランでしたうまい!



すぐにまた離脱できたら良かったんですが、なんか覚醒度が高すぎる気がしたので、またお手々スリスリとかやって起き上がったら、普通に起きてしまいましたうまい!



それで、また再度やってるうちに寝てしまって今回は終了となりました。





※順調に進歩してるように思えましたが、残念ながらこのあと現在まで体脱してません。



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5月18日。
朝起きてPCや携帯をチェックするが、メッセージもメールも来ていなかった。
きっと鉄さんの状態は改善したんだろう。そう思うことにする。不安な気持ちは残っていたものの、出かける準備をした。


車で鉄さんちに向かう途中、松屋でカレー弁当を買う。オリジン弁当の予定だったが、少し遠回りだし、急遽変更した。

もしかして、病院に運ばれてたりしてないだろうか?
そんな思いが脳裏をよぎる。
便りのないのは元気な証拠、と自分に言い聞かせるが、不安を払拭するには至らなかった。

11時少し前にはいつもの駐車場に着いた。鉄さんに電話する。

「ただいま電話に出られません」

やはり、家にはいないのか? もしかしてヤバイ状況なんじゃないのか?
急速に鼓動が早まる。
それでも、とりあえず行くしかない。橋を渡り、マンションの手前でもう一度電話する。
呼び出し音が何度も鳴る。やはり出られないのか、と思った瞬間、声がした。

「はい」

鉄さんだった。声に力はないが、昨日よりは全然ましな感じだ。

「ケンタです。今家にいます?」

「いますよ。すみません、さっき出られなくて」

「良かった。もしかしていないのかと思いました。もう目の前まで来てるんですが」

「お待ちしてます。鍵は開いてますから」

無事だったのがわかり、ホッとしながら、マンションの階段をあがった。


「こんにちは」

ドアを開け、リビングまで入る。鉄さんはいつもの場所に座っていた。
私の顔を見ると、昨日はすみません、と話しだした。

「ケンタさんに『行きますよ』って言われた時は嬉しかったんですけど、ちょっとせっぱつまってて、お断りしてしまいました」

ここで奥さんが口を挟んだ。「わたしはケンタさんに来て欲しかったんです。ケンタさんが来ると主人は元気になるんで。だから、どうして断るのって言ったんですけど」

私に会うと鉄さんが元気になる、それを聞いて、とても嬉しくなったが、鉄さんの次の言葉でようやく私は自分の過ちに気づいた。

「いや、もう昨日はいよいよダメだと思って、死ぬ前に家族に言いたいことを話さなきゃって思ったんです」

「・・・・・・中旬が危ない、なんて伝えるべきじゃなかったですね。すみません」

非常に申し訳ない、またやってしまった、と自分を責め始めたのだが、鉄さんは首を横に振った。

「いや、あれはかえって気持ちが楽になりました。こうなる運命だったんだ。仕方ないんだって。だから教えていただいて良かったんですよ」

「そうでしたか」

その言葉で私も少し気持ちが楽になった。

「それで昨日の夜、娘二人も呼んで、今まで言わなかった僕の病気の話をしました。ガンだってことを。もう死ぬかもしれない。明日生きている自信がないって。そして、家族全員に思ってることや伝えたいことを全部話しました。妻も子供もみんな心を開いて思ってることをぶちまけてくれて、みんなで話してみんなで泣きました。家族がひとつになって良かったですよ」

そんな時にのこのこお邪魔しないで良かった。行かなくて正解だったのだ。
鉄さんと奥さんは以前、上の娘さんのことをいろいろ心配していたし、そのあたりの話もできたんだろう。

「そのあと、9時過ぎてから、息が苦しいどころか、まともに呼吸出来なくなってきて、いよいよ死ぬのかって思った時、妻がランランさんに電話してくれたんです」

「救急車じゃ間に合わないって思って、とっさに電話したんです」と奥さん。

「島野先生には電話しなかったんですか?」

「えぇ、その時はランランさんしか頭に浮かばなかったです」

「『すぐに遠隔ヒーリングしてくれるって』と妻に聞かされてから、15分くらいしたら、少し息が吸えるようになって、30分くらいしたらだいぶ楽になったんですよ」

鉄さんが目を丸くしながら話すと、奥さんがあとを受けた。

「そしたらランランさんから電話がきて、『もう呼吸は大丈夫でしょ』って、『はい』っていうと、『あともう少ししたら、もっと楽になりますから』て言われて──」

今度は鉄さんが続きを話す。

「それから30分くらいしたら、もう普通に息が吸える状態になったんですよ。ランランさんがいなかったら死んでたと思います。本当に助かりましたよ」

「そうだったんですか。いやぁ、昨日10時前にランランさんからメールがきて、カイトさんやキリンさんにも連絡して祈ってはいましたが、まさかそこまで危ない状況だったとは知らなかったです。でも、その後連絡ないし、大丈夫なんだろうとは思いましたが、もしかしたら、既に病院に運ばれてるんじゃないかとも思ってました」

「あの時もお祈りしていただいてたんですね。いつもありがとうございます」

「いえいえ、しかし、ランランさんのヒーリング凄いですね。いやぁ良かった。あっそうだ」私はリュックを開けた。「これ、桃のジュースです。あと桃の種。どうぞ」鉄さんにたくさん種が入った手のひらサイズのビニール袋を二つ手渡した。「背中用とお腹用です。小さな巾着袋とかで首から提げたらいいと思います」

「これが桃の種ですか。小さなアーモンドって感じですね。ホントにありがとうございます」

奥さんにはジュースを手渡し、小さな袋三つはテーブルに置いた。

「一袋二個ずつですけど、奥さんやお子さんの分もありますので、良かったらもらってください。お守りですから」

「すみません、いろいろと。ありがとうございます」そう言って奥さんはジュースを冷蔵庫に入れた。

その時私の携帯が鳴った。ランランさんからのメールだ。

「女性陣は集まってファミレスで食べてから12時頃に行くことにしたそうです。私も良かったら一緒にどうかって」

そこで、もう鉄さんちにいて、弁当も買ってあることを伝えた。

「良かったら冷めないうちにどうぞ食べてください」と鉄さん。

「わかりました。途中松屋があったんで、カレーにしちゃいました。あそこは化学調味料無添加なんで、気に入ってるんですよ」

「僕も松屋のカレーは結構好きですよ。化学調味料無添加は知りませんでしたけど」

「ファーストフードでは珍しいですよね。ではいただきます」

鉄さんはうどんを少しだけ食べた。やはり食欲はあまりないようだ。ネクターは美味しいと飲んでくれていた。


食事が終わってお茶を飲んでいると、インターフォンが鳴った。

「どうも~ランランです」

元気いっぱいの声とともに女性陣が入ってきた。ランランさんを先頭に、キリンさん、デンバーさん、サツキさんのモンサンズが続く。モンサンミッシェルで一緒だった過去世を持つ三人は自分達のことをモンサンズと称していた。今日は全員集合だ。
車で迎えに行くつもりでいたのだが、バス停からそれほど距離もないので歩いてきたとのこと。
みんなお土産のお菓子を持ってきている。

「そんなお土産までいらないのに」

恐縮する鉄さんに、ランランさんがからかうように言った。「何いってんの。あなたじゃなくてお子ちゃまに買ってきたんだから」

みんな笑った。部屋の中が一気に和やかな雰囲気に包まれる。


とりあえず一息つくために、テーブルに座ってお茶を飲みながら、みんなで少し話をした。

「最初なっちゃんから電話があったんだけど、泣いていたんでよく聞き取れなくて、『落ち着いて。もう一度ゆっくりお願いします』って言ったの。鉄さんが息ができなくなってるっていうんですぐにヒーリングに入ったのね」

ランランさんから夕べのいきさつを聞かせてもらって、さらに詳しい話がわかった。

私は女性陣にも小分けした桃の種をあげたが、みんなきょとんとしていた。お守りになるとか普通聞かないから当然だろう。


そのあとヒーリング会となる。

鉄さんを隣の部屋の布団に横向きに寝かせる。

「てっちゃん、今、何が望み?」ランランさんが尋ねる。

「仰向けに寝たいです。あと寝返りが打てるようになりたいです」

苦しくて痛くて仰向けになれず、寝返りをうつこともままならないようだ。

「わかった。ヒーリング終わったらできるようになりますからね。今日は528Hzチューナーも使いますよ」

「僕も持ってますよ」と鉄さんが言う。

「じゃぁ、なっちゃん、あなたはてっちゃんのチューナー使ってね」

チューナーとは治療用の音叉のことだ。他にも持ってる人はそれを鳴らして鉄さんに向ける。

私は持ってないので、足裏マッサージをした。

「ケンタさん、いいですね。そこは任せました」

「昔台湾式の足裏マッサージを習ったことがありまして。でも痛くしないようにやります」

ランランさんにそう答えると、デンバーさんが言った。「ケンタさん、温熱療法とか足つぼマッサージとか、いろいろできるんですね」

「本当に。意外だわ」とサツキさん。

「いや、資格とかは持ってないので、大したものではないです」ちょっと恐縮する私。

台湾式は英国式に比べて痛いのが特徴だが、これ以上鉄さんに痛みを味あわせたくないし、あまり強くやるともみ返しがくるので、ツボに効かせる程度にとどめながら、指圧していた。

そのうちランランさんはチューナーを別の方に渡して前回同様両手でサーチしながらヒーリングを始めた。

「てっちゃん、みけんあたりに怪我したことがあるでしょ。鼻の上の部分かな」

「えっ、みけんですか?」鉄さんは一瞬間をおいて言った。「確かにありますが、中学生の頃ですよ。今思い出しましたけど」

「エーテル体にその記憶が残ったままです。清算すべき思いが残ってるようですよ」

「そうなんだ」鉄さんは驚きの声をあげた。「実は、中学の時、仲のいい友達がいたんですけど、そいつを怪我させてしまって、そのあと、仕返しで殴られて鼻血が大量に出て止まらなくなって病院に行ったことがありました。それから疎遠になって・・・・・・」今度は悲しそうな顔になる。「地元なんで、たまにばったり会うことがあるんですけど、お互い敬語で未だにそのギクシャクした感じを引きずったままなんですよ」

「その彼ね。鉄さんに悪いことしたって思ってますよ」

「最初怪我させたのは僕だし、僕も悪かったなとは思ってるんですけど・・・・・・」

「じゃぁ、今度会ったら、あの時は悪かったって謝れば、向こうも謝ってきて仲直りできますよ。でもまず、心の中で彼に謝ることです。そして許すことです。それが一番大事です。そうしてないからてっちゃんは忘れていても、エーテル体に傷として何十年も残ったままなんです。もう水に流しましょう」

「わかりました」

「あとね、膝も怪我したでしょ」

「膝? あぁ、東京マラソンに出ようと去年練習してたんですけど、膝が痛くなって断念しちゃったんです。出たかったんですよ」

「足首にも残ってますよ。左です」

「足首?」鉄さんは少し考え込んだ。「あ~、幼稚園の頃、オヤジの自転車の荷台に乗ってて足が車輪に挟まって病院に行ったことがありましたよ。いや、完全に忘れてました。左だったかどうかは思い出せないですけど」

「その時とても痛かったでしょう。お父様も凄く自分を責めたようです。その頃の自分に『痛かったね。でも、すぐ治るから大丈夫だよ』って言ってあげて、お父様にも『お父さんのせいじゃないよ。ただの事故だよ』って言ってあげましょう」

そんな小さい時の傷がエーテル体にはまだ残ってるとは。体は癒えて、頭は忘れても、心の傷は癒えないままということか。私も怪我ばかりしていたから、思い出しては慰め、謝り、許してあげるということをした方が良さそうだ。

そして、あっという間に夕方になった。鉄さんは仰向けに寝られるようになり、寝返りも自由にうてるようになり、声も普通に元気な状態に戻ってとても喜んでいた。

「てっちゃん、今ポロシャツ着て会社の人と話しているビジョンが見えたわ。きっと未来のタイムラインだと思う」

「そうですか。嬉しいです」

鉄さんの久し振りのまん丸笑顔を見れて私も嬉しくなった。「良かったですね。これから元気になるってことじゃないですか」

きっと危険な中旬は乗りきったってことだろう。

それにしてもランランさんのヒーリングには驚かされる。遠隔でも呼吸機能をあっという間に改善させ、歩くのもままならない体を普通の状態に戻し、本人が忘れていた過去の傷までわかる、というのだから。

「本当にありがとうございました」鉄さんは布団の上で正座して頭を下げる。

ランランさんも鉄さんの前に座り、彼をハグして言った。「てっちゃん、いつでも苦しい時、痛い時は電話していいんだからね」そこまで言うと泣き出した。「我慢することないんだからね」

鉄さんも泣きながら、ありがとうございます、と言っている。どちらも号泣だ。

続いてキリンさん、デンバーさん、サツキさんも同じように座ってハグしてやはり大泣きしていた。

私はなぜみんなそんなに泣いているのか正直よくわからなかった。きっと女性だからだろう、とその時は思ったのだが・・・・・・。
鉄さんに関しては、最近ちょっとしたことで涙するようになっていたから不思議ではない、と考えていた。
ちなみに私は、彼にハグすることもせず、泣くこともなかった。
明日も会えるし、という気持ちがあったからかもしれない。

みんなソファーに戻ったが、キリンさんはこのあと予定があったので、「お先に」と言って帰ろうとした。それを鉄さんが呼び止めた。

「ちょっと待ってください。最後に写真を撮りましょう」


16度目に鉄さんに会ったこの日の夜、元気そうに満面の笑みをたたえた鉄さんを先頭にソファに座る女性陣の姿が、ミクシィのつぶやきにアップされた。私は一番後ろに小さく写っていた。

これを見て、みんなは彼が順調に回復してると思ったことだろう。前日死にかけていたなんて誰も想像すらできなかったはずだ。

スピリチュアル体験記 67 いつもと違う体脱

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2012年12月22日に書いた日記です。

前回その後体脱してません、と書きましたが、これが最後だったようです。大変失礼しました。







今朝、いつものようにトイレに起き、時計を見ると5時半でした。



「体脱チャレンジチャンス!」



これより早いとすぐ寝て終わるし、これより遅いと子供たちが起きてくるもので。



早速しっかりと準備作業をしたあと、いつものアファを繰り返し、そのまま寝てしまいました。



まぁ、勝負は寝起きなんでこれでいいんですが、目が覚めたらもう子供たちが起きてきてました。



あぁ、今朝は無理か、と思ったんですが、眠いのでそのまま寝てました。



そしたら、子供たちのおしゃべりが収まってきたんで、ハンドベルを片手で鳴らすテクニックを初めて使いました。



音が聞こえたら体脱チャンスなんですが、なんとなく聞こえたような聞こえてないような感じだったんで、両手たたきに変えました。



「いってきます」



長男が出かける声が聞こえた頃、パンパン手を叩く音が聞こえたので、起き上がり、長男のあとを追い、廊下に出ました。



でも、なぜか廊下の途中でしゃがみこみ、エネルギーを溜め込む感じ。



それから飛ぶように走り出し、玄関を出てエレベーターに向かいました。



上へのボタンを押し、中へ入ると一番上へ向かいます。



ウチは15階が最上階なんですが、現実世界ではないので、もっと上がいいと思い、55階にしました。



屋上に到着したので、外に出ます。(現実には屋上には出られません)



異常に高いので、ちょっと飛び出すのは怖い感じ。



そしたら、体がふわっと浮いて、横になったら縦にくるくる回りだしました。



とても不思議な感覚で面白いと思っていたら布団の上に浮いてました。



横で長女が話をしていましたが、布団の上でまた二回ほど回って肉体に戻りました。



そこで目をあけました。





今回は全体的にモノクロな感じでカラフルな映像ではなかったです。



あと、前後に現実世界の状況(子供の声)を感じながらだったのが新鮮でした。



いつもベランダに直行だったのが玄関出てエレベーターに乗ったのも初めてでしたね。





一応、あとで、妻に長女や長男の朝の状況を確認したらその通りでしたので、全部夢の世界ではなかったです。



まぁ面白い体験ではありましたが、ガイドに会ったり過去世や異次元に行ったり高次の体験するのが目標ですから、早くそこまで行きたいです。



でも、久しぶりに体験できたので嬉しかったですけどね

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